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2008年 03月 24日

高島屋の迷子を防止するシステム

3月24日の日経MJに百貨店の高島屋が迷子を防止するという新しいサービスを開始するという記事が掲載されていました。迷子防止ステッカーにセンサーがあり、ステッカーを貼った子供が受信機を持った親から10メートルほど離れるとブザーがなるという仕組みだそうです。

大変面白いアイデアですね。迷子のお客さんってものすごく不安になっていらっしゃる方が多いので、それを取り除いてくれるサービスだと思います。

私が注目したのは、このアイデアが現場から出てきたというところで、同社では現場の問題を吸い上げ、本部が改善できる体制が整っていると言えるのではないでしょうか。

お客さんが困っていることって現場の人しか知らないことが多いと思うのですが、実際のIT化プロジェクトは本部メンバーだけで行っているケースが多く、これがプロジェクトの目的を問題解決からシステム開発に転換してしまっている原因だと思っています。

目的を共有することはプロジェクトの基本ですが、サービス改善には現場の問題をいかに共有する体制を作るかが成功のかぎとなってきます。そして、このような体制は、サービス改善に対するIT投資意欲が高まる中、ますます重要度が高まるだろうと考えています。


最後までお読み頂きありがとうございます。
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by operationdesign | 2008-03-24 23:51 | 顧客満足


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