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2007年 11月 14日

ウォルマート、SAP導入

少し前のことになるのですが、11月9日(金)の小売業専門のIT情報発信サイト「リテールテクノロジー」を見ていますと、驚くべく事実が掲載されていました。それはタイトルに書きましたが、ウォルマートがSAPのソフトを導入するということです。(そのURLはこちら→リテールテクノロジー

驚愕しているのは私だけで、私以外の人はあまり関心がないニュースかもしれませんね(^_^;)

記事では、今回ウォルマートが導入するのは、SAPの財務会計部分だけだそうで、同社が自社開発した店舗と物流システムは既存のままで会計システムとデータ連携とるとのこと。導入時期と範囲なんですが、2010年までに全世界の店舗や事業所に導入するそうです。(SAP社の詳細はウェブサイトを参照→SAP

会計だけで導入期間が3年というと非常に長いように思えますが、SAPのソフトは入力側が多言語、多通貨でも本部側ではUSドルでリアルタイムで確認できるシステムですので自社開発よりも断然開発工数が低いはずではないかとおもいます。

今回は残念ながら財務会計部分だけのようですが、SAP社にはR/3という(今はERPというらしい)ERPパッケージを小売業向けにチューニングしたSAP for Retailというソフトがあるのですが、その中に会計機能は勿論、店舗発注や自動補充、配分などの在庫管理機能からPOSデータとの連携や物流機能まで盛りだくさんの機能があります。

中でも私が良くできているなと思うのは、商品や店舗などのマスタデータで、サイズ別やカラー別にグループごとに管理していくことが可能になっています。大量の商品マスタを保有しなければならない小売業にとっては大変良くできているシステムだと思います。

SAP社のホームページを見るとイオンやファミリーマートなど小売業も導入企業が多いように見えますが、実は今回のウォルマート同様、会計部分だけ導入されている企業ほとんどで、一部のみのモジュールの導入だけだとSAPソフトの柔軟な拡張性によるメリットを受託するには至ってないといえます。

一方、一部のモジュールだけでなく SAP for Retailが導入されているのは、国内ではヨドバシカメラやライトオン、ホームセンターのダイキ、カメラのナニワなどにとどまります。米国ではHOMEDEPOやリミテッドブランズなどがあります。

しかし、今回、会計だけにとどまりましたが、とは言ってもやはり世界最大の小売企業がSAPに決めたことで、国内の小売業界でもSAPの認知度があがることは間違いないでしょうね。

ブログを良くお読みいただいている方ならピンとこられたかもしれませんが、私は小売業の業務経験を沢山持つフリーのSAPエンジニアなのです。今回のニュースから今後多くの小売業の方々にお役に立てることと信じています(笑)


最後までお読み頂きありがとうございます。
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by operationdesign | 2007-11-14 22:54 | IT活用


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