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2007年 11月 07日

大きいサイズが売上を底上げ

11月7日の日経新聞に衣料品各社で大きいサイズの販売が好調となかなか興味深い記事が掲載されていました。以前このブログでも紹介しましたが青山商事では顧客がネットから試着したい商品と店舗、日時の予約をすると5日後にはその商品と取り寄せてくれるサービスがあります(過去の投稿はこちら→青山商事、試着ネット予約システムを稼動

このサービスは2006年4月から開始されているのですが、試着できる商品は2着までとされていたのですが、売上がなんと前年比で5割増しとなったため5着まで試着可能にされたそうです。またワールドやユニクロでも大きいサイズをネットで販売されているのですがワールドでは前年の5割増し、ユニクロは前年3倍にもなっているとのことです。

面白いと思ったのはワールドで、同社のブランドINDIVIでは、店頭と同じ商品の大きいサイズ判をネットで購入できるそうで、今までINDIVIを着たいけどサイズがなかったという人たちから支持を受けていると思われます。INDIVIぐらい確立されたブランドですとかなり多くのニーズがあるように思えます。

記事を見て思ったのは、ようやく日本もサイズが選択できるという理解が定着したのかなということです。ギャップやタルボットを見ても米国のアパレルチェーンのサイズはかなり豊富で、買い物は便利なんですが、その点は日本の消費者にはあまり支持されているようには思えませんでした。しかし、今後はサイズに対する要求は間違いなく高まるのではないかと見ています。

サイズを一つ増やすと商品の数は単純に2倍となります。売り場坪数に限界がある以上、在庫はむやみに増やしたくありませんので、結果的に取り扱い品目を減少させることになります。サイズを増やすには、アイテム数を減らしてサイズを増やすか、アイテムを減らさずサイズも増やさないのか、大変難しい判断が必要となります。

現時点ではそういった判断が必要なくても同業他社やGMS、百貨店の衣料品のサイズ対応の取り組み状態により、必要に迫られる時が来るかも知れません。

その時に必要なのはサイズ別やカラー別に販売実績や在庫がわかる業務システムで、それはもはやファッションチェーンには必須ですね。また顧客がどの程度サイズに対する不満を持っているかという店頭の情報を経営トップまで伝える業務プロセスも今後ますます重要となってくると思います。



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by operationdesign | 2007-11-07 22:50 | マーケティング


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