2006年 02月 03日
今日の日経新聞に衣料品専門店(ユニクロやしまむらなど)の1月度既存店売上が12月に比べ大きく減少しているとの記事がのっていました。 例年なら12月に売れ残った衣料品が1月に見切りされ販売されますが、この在庫が足りないようです。 消費者が求めているのに在庫がない、つまり品切れして、売り逃していることを機会損失といいます。 衣料品は天候やファッション傾向にも売上が大きく左右されるので、需要予測などの手法も通用しません。 何が売れるかという予測はやはり現場(店舗)にたち、肌で感じる勘ではないでしょうか? そうはいっても勘だよりで品揃えを計画すると、バイヤーの勘だのみ経営になります。 すると経営者はバイヤーにはっぱをかけることが仕事となってしまいます。 これはマネジメントでもなんでもありません。 品揃えをマネジメントしていくには商品の販売、発注、在庫データを単品で捕らえるのではなく、冬や春などシーズン別とルックス、スタイルなどグループ、カテゴリーごとに捕らえられるようにすればできます。 これらの各カテゴリー毎に販売、仕入、在庫計画をプランニングするときに、どのシーズンにどのカテゴリーをどれだけ販売しなさいという指示ができれば品揃えをマネジメントしていることになるのです。 でも衣料品各社は、12月に冬物を売りすぎ、1月の既存店売上高が悪いようですが、 12月の販売平均価格に比べ1月の販売平均価格は大きく下落します。 いわゆる値下げ販売されているのです。 去年までが、12月が売れず、1月の売上が高すぎたのだと思います。 1月の売上が高いと粗利益率が低下するので、各社とも前年よりも大幅に 利益がでるのではないでしょうか? ▲今日の一言▲ 品揃えは単品よりカテゴリ管理が良い ↓ ランキングに参加しています。クリックをお願いします
by operationdesign
| 2006-02-03 16:16
| マーケティング
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アップオンデマンド代表取締役。ITコーディネータ。中小企業中心に多数のCRM/SFAの導入実績あり。日々現場での出来事や気になるニュースから感じたことを綴ります by operationdesign ブログ運営会社
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