人気ブログランキング |

CRMの営業活用ブログ

opedesign.exblog.jp
ブログトップ
2007年 03月 01日

g.u.店舗拡大とMD見直し

2月18日の日経新聞にファーストリテイリングがユニクロに次ぐブランドとして育成しようとしているg.uの出店を加速するとの記事がありました。現在、g.u.は計画していた売上の半分しか売れてない模様で、その対策として次の3点が挙げられていました。
◆レディース商品の構成を高くすること
◆ベーシック商品は価格を引き下げること
◆認知度アップのプロモーションを実施すること
などです。

出店エリアは関西圏まで拡大し、ダイエーのテナント出店を中心に50店舗を出す計画のようです。今回g.u.が関西で出店予定のダイエーは、建物の古さや売上規模、主力客層がどうなのか、私もよく知っているダイエーなんですが、周辺地域5キロ以内のお客さんがメインのショッピングセンターで、建物も古く、ファッションを売るにはちょっとしんどいのでは?と思えるショッピングセンターです。

そのような条件下でMD改革の一つとしてレディース商品の構成比拡大するのは当然のことだと思いますが、一口にレディス拡大と言っても、訴えかけたいものが何か少し見えないように思えます。

そもそもg.u.はSPAではなく、商社経由の仕入で商品を調達する単品集積型のショップ形態です。この強みは在庫リスクが少ないがためにスピーディに品揃えを変更できることです。つまり売れ筋追随型で商品構成できるメリットがあります。逆にその反面、商社に依存する分、スタイルやコーディネートなど顧客提案が曖昧になりやすく、この提案力の差で顧客の支持に大きな影響を与えるのがファッション小売業の常識でもあります。

今はSPAの雄としての確固たる地位を確立されているファーストリテイリングですが、90年代前半まではg.u.のように仕入中心による単品集積型ショップでした。今後、この売れ筋追随型のMDで郊外でバッティングすると思われるハニーズやブルーグラスなどとどこまで戦い、顧客の支持を集めることができるのかが注目すべき点ではないでしょうか。


最後までお読み頂きありがとうございます。
このブログは小売業の業務改革事例から成功法則を探求することを目的に運営しています。


↓ クリックすると1票入ります。皆さん!ご声援をお願いします ↓
  応援お願いします  


by operationdesign | 2007-03-01 07:07 | マーケティング


<< ネットショップで新しい便利なサービス      マニュアルのビジュアル化は必須? >>