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2007年 02月 24日

ICタグ、本格導入の疑問点

2月23日の日経新聞にヨドバシカメラが小売業の中では先行してICタグを本格導入するとの記事がありました。ファッションリテイラーにも大変関心の高いICタグですが、ヨドバシカメラの活用方法について考察したいと思います。

ヨドバシカメラがICタグを使うのは物流、店舗での入荷検品を廃止するというもので、この効果により年数億円のコスト削減効果を見込んでいるとのこと。

具体的なやり方は、まずメーカーが出荷時に箱の中身をシステムに登録し、その出荷情報をICタグに持たせ、、物流での入荷時にICタグを読み取ることで入荷(資産計上)することで検品不要にするそうです。物流から店舗への配送も同様で、物流にて箱ごとに中身を登録し出荷することで店舗での入荷検品をなくすとのことです。

実は大きな疑問があります。
一つは、今回のICタグは個々の商品ではなく、箱ごとについているということ。
箱単位の情報は仕入先発注や店舗への出荷伝票がもっており、その情報のやりとりなら従来のやり方と大きな変化はないのでは?と推測できます。

二つ目は、箱の中身の情報(発注や配分)は基幹システムが保有しているはずなのになぜ自動でICタグに持たせられないのか?
データ連携にまだまだ課題がありそうです。これらのことから、結局、箱の中身を人が手で入力することになったのかなと思います

ヨドバシカメラ情報投資に積極的なことで有名な企業です。現在、ICタグ実験を行っている企業は沢山ありますが、導入効果なんてやってみないと分からないという考え方なのかな?確かに導入してみて課題が明確になり、それをつぶしていくと導入効果は早く得られますね。

----------------------過去の投稿はこちら----------------------

ICタグの実験はビジネスモデル作りの段階へ
ICタグはレジ待ちを解消できるか?
仮想メイクアップシステムでサービスアップ


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by operationdesign | 2007-02-24 12:17 | IT活用


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