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2007年 01月 13日

大手スーパーは人材不足で営業時間短縮

このブログは企業の業務改革事例を調査と記録をすることで自分の知識習得と小売業界の問題解決のヒントにしてもらえることを目的に運営しています。

【コラム】
1月12日(金)の日経新聞にイオンやヨーカドー、ダイエーなどスーパー大手が深夜営業を削減するとの記事が掲載されていました。なんでも昨年春にくらべパートの時給が30~40円ほどアップしているそうで、集客の割には運営コストが高くつくことが要因のようです。

バブル崩壊後の単価下落を受け、各社とも客数の増加狙いで営業時間を拡大し、今ではショッピングセンターが22時や23時で閉店することは社会から認知されることとなりましたが、インショップで入っているテナント、専門店にとっては以前より深夜営業はコストだけかかり大変割りのあわない営業でした。

実際、22時近くに買い物する方は食品中心でファッション品は購入する人なんて極めて少ないのです。従って今回の営業時間短縮は投入人時を低減できますし、何より女性スタッフが早く帰宅できることが良いですね。

今年の7月頃に店舗運営マニュアルを作成するお仕事をお手伝いさせて頂いたときにある大手アパレル企業の危機管理マニュアルを拝見する機会がありました。小売業の危機管理マニュアルとは、クレームや事件、事故発生時の対応方法と地震・台風など天災発生時の対応方法が書かれているものが一般的なのですが、最近ではストーカーなど販売スタッフへの犯罪防止対策の記載も当然のようです。その大手企業のマニュアルを拝見していて小売業関係者にも犯罪が身近になっていることを感じたもんです。

以前、丸井が人材難で定休日を増加させるとの記事がありましたが、業界全体の労働環境が整備されていることを期待しています。当然、顧客のサービスレベルが落ちない範囲でというのが前提ですけどね。

-------------------最近の人材不足関連の投稿はこちら-------------------

●イオン、人材不足で定年延長
●丸井の人材確保は定休日増加から
●アパレル大手で契約社員を正社員登用



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by operationdesign | 2007-01-13 08:45 | 経営者、経営戦略


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