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2006年 07月 27日

お店を悩ます万引き被害と店長の責任

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【コラム】
どんな企業でも数値責任を持っている人とそうでない人がいますが、多くの企業で売上だけの評価ではモチベーションがあがらないと考え、売上以外にもやる気につながるような数値責任制度を工夫されています。

チェーンストアの考えでは店舗運営の責任は店舗段階の営業利益高と言われいますが、店舗では店長やマネジャーが管理できるコストと出来ないコストがありますので、これを明確にした管理会計システムを構築しない限り、営業利益高責任による店舗オペレーションは浸透しないと思います。

では実際に店長が管理できないコストとは何かといいますと、大きいところでは、家賃や建物の減価償却費などは当然コントロールできませんし、販促費や広告宣伝も本部主導で行われているならコントロールできません。これらの数値を評価の対象から外してあげることが必要であると考えています。

実は、彼らがコントロールできるのは人件費や電気代や通信費などの一般管理費のほんの一部なんですが、正確に管理できる人と出来ない人に格差ができますので経営者としては是非とも評価に反映したいところでもあります。

そしてもう1点、コストではないのですが、店長に必ずついてまわり、その管理手腕を現すといわれる数値があります。それは万引きや棚卸しミスなどで発生するロス高やロス率のことで、ロスを低く抑えられる店長は店を異動してもロスを低くできますが、逆に管理できない店長はロスを増加させます。

管理レベルを端的にあらわすことができる数値でもあり、これも評価基準の一つとして反映したところでもあります。

ロスの大きな原因の一つである万引きですが、この現状と対策に関して、7月26日の日経MJに掲載されていましたのでご紹介したいと思います。全国万引き防止機構が大手小売業を中心に調査したところ、万引き被害が一番多い業態はホームセンター・カー用品で被害件数は1440件と2位の総合ディスカウントの453件を大きく引き離しているそうです。

そして万引き被害に有効な対策ですが、防犯カメラの設置や万引き防止装置の設置、警備の増員などハード的な対策が中心ですが、店内レイアウトの変更やお客様への声かけというソフト面の対策もありました。

以前、防犯カメラを設置することでロス率が劇的に減少しその効果の大きさを良く知っているのですが、前述したようにロス率は店長についてまわる数値であることも事実で、その理由はお客様への気配りができる店、つまりサービスが良い店かどうかは店長の従業員教育の手腕にかかっていますので、お客さんに良いサービスを提供できる店ほどロス率は低くなると思います。

そういう意味ではロス率とは棚卸しの減耗損だけを表現している数値ではないのかもしれません。



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by operationdesign | 2006-07-27 08:22 | IT活用


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