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2006年 07月 25日

三愛、VPNで大幅なコスト削減

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●ヴィレッジV、初の配当2800円・06年5月期末
●ダイエー株交渉、前倒しで決着・再生機構、丸紅に全株売却へ
●6月のスーパー売上高2.5%減・6カ月連続で前年割れ
●大丸、来秋開業の浦和パルコに出店・食料品に特化


【コラム】
従来よりコスト削減を目的に情報システムを導入されてきた企業は多いと思いますが、昨今のIT技術の進歩は、何をどののようにすればコストが下がるのかを非常に分かりにくくしています。新聞や雑誌などで多数の事例が紹介されてはいますが、どんどん事例も複雑化しております。

他社の事例や導入効果を知ることは非常に参考にもなるので、多くの人の関心が高いところでもありますが、実際私が新聞を見ていても専門的な知識がないと理解できないような記事が多いのも事実です。

そのような内容に該当する記事が7月24日の日経MJに掲載されていましたので、分かり易くしご紹介したいと思います。
婦人服製造販売の三愛は店頭管理システムを2,000万円をかけて刷新されるそうで、本社と店舗と物流センターをVPNで結び、売上や在庫などの情報をリアルタイムで把握できるようにされるそうです。従来のシステムは夜間に店舗の販売データを本部へ一括送信していましたが、これをリアルタイムに送受信できるようになり、売れ筋商品も迅速に把握でき商品開発に反映できるというものだそうです。

この記事で紹介されたVPNという技術は一般の通信回線をあたかも自社の専用線にように使えるようにできる技術のことで、暗号化などの技術を使い一般の回線を三愛の専用線のように使えるようにするというものです。通常チェーンストアなら本部と店舗は専用回線でつながれていることが多いと思いますが、今回の記事はこれを一般の回線を使って構築するというもので大幅な通信コストの削減が見込まれています。

多店舗展開されている企業が全店舗に共通でかかるコストを削減できれば大きな効果があるのは言うまでもありませんが、今回の記事では専用線を引く場合のコストを比較すると5分の1程度で済むそうで、今後、VPNは小売業者にとって大幅な通信コストを削減できる武器になることは間違いないと思います。

このシステムの導入背景には、従来のシステムの老朽化により新システムの導入が迫られていることがあり、システムを少しでも低価格で導入することが主な目的ではないかと見ています。つまり、通信コストを削減することがシステム導入目的であり、記事中にも紹介されていたリアルタイム性や売れ筋や在庫情報の共有などは付帯的な目的であり、この付帯的な記事が全面に報道されていることで事例が余計に分かりにくくなっているようにように思わえます。

新聞記事においてもそのシステムの導入目的は何かを理解することで、自社が参考にできる事例となるように思えますし、そのようになると新聞記事が宝の山になるかも知れません。



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by operationdesign | 2006-07-25 07:48 | IT活用


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