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2006年 06月 28日

バナナリパブリック、商品絞込みで全国へ

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●百貨店、夏物セールを縮小
●百貨店、業績回復鮮明に・05年度小売業調査
●大丸の3―5月期、経常益18%増
●良品計画、経常益13%増・3―5月

【コラム】
事業アイデアを考えるときに自分の得意分野に絞込むことは市場の中で後発であったり、競争相手に資金力に劣る場合であれば当然にやり方でもあります。ニッチな分野であればあるほど競争相手は少なくなり、有利になるのですが、逆にニッチ過ぎてもマーケット自体が小さすぎ、事業として成り立たなくなる恐れもあり、絞りこみ方にはどこの企業でも悩むところです。

小売業の場合ですと、品揃えを得意分野に絞り込んでいくことをセグメンテーションと呼び米国の小売業では当たり前の戦略となっているのですが、日本では客層が限定される恐れがあることから、競争優位になるとの確信がない限り簡単にできない対策でもあります。また、それどころか客層を増やしたいという願いから商品ラインをどんどん増やし、専門化とは逆に何でも屋になっていく企業のほうが多いように思えます。

そのような中、6月26日の日経MJにギャップ社の高級ブランドで昨年9月に日本に出店した「バナナリパブリック」、通称バナリパの商品構成を転換する記事が掲載されていましのでご紹介したいと思います。バナリパは現在、日本で8店舗を展開されており、昨秋に出店した際は市場動向を見る意味でも米国と同じ品揃えでカジュアル衣料からスーツ類まで品揃えされていたそうです。しかし日本ではカジュアル衣料の需要が大きいと判断し、今秋よりカジュアル衣料のみの品揃えに転換されるそうです。

面白いのは、商品構成を絞り込む目的は客層をふやすことだそうで、日本企業なら客層を増やすためには商品ラインの追加を検討しますが、米国企業は商品ラインを絞り込むを行うという点です。目的は同じなんですがとるべき方針が全く逆になるんですね。

以前、米国に留学していた社長に聞いた話なんですが、日本では、学校でも弱い部分を教育しようとしますが、米国では強い部分をより強くしようと教育されるそうです。日本企業と米国企業で目的が同じでも対策が逆になるのは、日本のマーケットがまだ厳しい競争状態に入っていないということではなく、このような教育思想の違いにより起こるのではないかと思いました。

いずれにしろ、商品構成を絞り込んだバナリパが今後、全国展開していくあたりお客さんのどのような提案をしていくお店になるのか、またカジュアル衣料への品揃えがどのような結果になるか、今後も注目していきたいと思います。

そして、個人的には約15年前にサファリルックブームの火付け役となった同社がその当時のTシャツを復刻版として再販売されるそうで、当時そのファッションを楽しんでいた一人としてサファリTシャツの販売を心待ちにしています(^_^;)



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by operationdesign | 2006-06-28 00:52 | マーケティング


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