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2006年 06月 06日

イトーヨーカドーのオーダーメイド商品に戦略が見える

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【コラム】
6月5日の日経MJにイトーヨーカドーがオーダーメイドの旅行用スーツケースを販売するとの記事が載っていました。他にも靴のオーダーメイドも扱っており、それらが販売好調なためにオーダーメイド商品の売場を拡大するそうです。スーツケースをオーダーメイド販売することにより顧客にどのようなメリットがあるのかがわかりませんが、有名なチームMDにより開発されたニーズ商品であることは間違いありません。

ニーズ商品とは市場にはまだない売れ筋商品のことで同社のCEOである鈴木敏文さんは以前より競争対策として取り組みべきことは
このようなニーズ商品を開発することと主張されてきました。

一般的に競争対策とは同業他社から顧客を奪うことであり、私も同業他社の店舗の分析や成功事例、失敗事例の研究をします。しかし鈴木敏文さんの考え方は、100あるパイを同業他社と奪いあうのではなく、お客さんのニーズを満足させる商品を開発できれば100が150にもなるという考えです。

ですから同社の戦略は売場面積の拡大や部門数の拡大などいわゆるチェーンストア戦略とは一線をがす路線を歩んでこられました。それは鈴木敏文CEOの時流に流されず、顧客の満足を何よりも優先するという事業の本質を見失わない姿勢によるものです。

業績が少し低迷するとどの企業も同業他社の分析、すなわち成功事例を取り入れようとしますが、同業他社ではなく顧客のニーズを探求することを優先する。これは私も含め今までチェーストア理論を叩き込まれてきたビジネスマンにとって忘れかけていた小売業の本質的な目的を思い返す考え方でもあります。

実は遅ればせながら鈴木敏文さんが書かれた「なぜ買わないのか なぜ買うのか」という本を読み、その顧客視点に立った考えに感銘を受けていたこともあり、オーダーメイドのスーツケース販売の記事を見て同社の顧客ニーズを深く読んだ商品開発力を改めて実感したのです。


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by operationdesign | 2006-06-06 06:02 | マーケティング


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