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2013年 05月 15日

楽天がビームスとネット販売

おはようございます。ベトナムより帰国後の初投稿です。

小売業が顧客に提供できる付加価値には安さや買い物のしやすさなど色々あると思いますが、競争戦略上最も大きな効果を見込めるものは品揃え、つまり商品の集積方法ではないかと思います。

古くからのお話ですが、特定メーカーの電化製品しか買うことが出来なかいお店よりも複数のメーカー製品を比較検討できるお店のほうが顧客は価値を感じることができますし、野菜と魚と肉などの食品を別々のお店で買うよりも商店街やスーパーなど一カ所で買うことができると時間の節約というメリットも感じてもらうことができます。

しかし現代のようなインターネットで情報が多すぎる時代となると、逆にデメリットになることがあるようです。
例えば、アマゾンや楽天などのショップでは大量の商品から検索して買い物するわけですが、商品、検索結果を見るだけでも大変な時間がかかり、どれを選んでよいかわからなくなるという不便さがあるようです。

このような不便さに対して、専門家が顧客にあう商品を選んでくれるサービスを提供する企業がふえているようで、そのような記事が5月15日の日経新聞に掲載されていました。

楽天はファッションのセレクトショップで有名なビームズと組んで専用サイトを立ち上げるというもので、ビームスのバイヤーが楽天市場からで取り扱う1億3000万点の商品からピックアップし、専用サイトで販売するというビジネスのようです。ビームスからは社長も含め20人ものバイヤーが参加するという大掛かりな取り組みのようです。

米国では、このような専門家が独自の目利きで商品を選択し顧客に提案する手法をキュレーションと呼ばれています。米国のネット通販でもこのキュレーションは広がっていますし、日本でもこれだけ情報が溢れていると便利さを感じる人はファッションだけではなく、色々な分野で新しいサービスが考えられるのではないでしょうか。


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by operationdesign | 2013-05-15 16:21 | 顧客満足


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