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2010年 06月 10日

異分野参入が増えている

おはようございます上嶌です。しばらく更新が途切れてしまいました。今日は企業の新事業に関する話題です。

6月10日の日経新聞に多くの上場企業が農業、医療分野へ進出するために定款を相次ぎ変更しているとの記事が掲載されていました。

一例を挙げますと
○農業分野への進出(ロート製薬、コロナ、フジッコなど)
○医療介護分野への進出(ゼビオ、ナカバヤシ、アグレックスなど)
いずれの企業も農業や医療介護とは全く関係のない事業が本業の企業です。

ロート製薬さんはもともと化粧品の原材料を自社で開発する目的で農業に参入されたそうなんですが、今では植物工場でキャベツや白菜などを生産し販売もされているそうです。

アルバム制作のナカバヤシさんは介護補助用具の製造販売という全く異分野への参入をされるとのこと。スポーツ用品のゼビオは同社の店舗にドラッグストアを併設されるそうです。

アンゾフの経営戦略論では、市場の開拓方法は4種類あり、
①既存製品やサービスで既存顧客に浸透を図ること
②既存製品やサービスで新しい顧客を開拓すること
③既存の顧客に新しい製品やサービスを提供すること
④製品や顧客の新規に開拓するというもの

④は多角化と呼んでいますが、今回の事例の多くは既存ビジネスとは新しい領域への参入が多く、多角化に該当する企業が多いと感じました。それだけ日本国内の成長は厳しいと考えられている分けですね。

今後は企業規模、業種に限らず既存ビジネスの延長線上には発展はなさそうです。


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by operationdesign | 2010-06-10 13:01 | マーケティング


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