2010年 02月 23日
おはようございます上嶌です。今日はマーケティングのお話です。 2月23日の日経新聞消費ページに日経新聞が行った百貨店に行かなくなった理由の消費者調査が載っていました。大変面白い結果でしたのでご紹介したいと思います。 まず、3年前に比べて58%もの人が百貨店への支出を減らしたと答えており、その理由は ①値段が高い 63% ②行くのが面倒 36% ということだそうです。 ②の理由についてはネットで購入できるものが増えたり、近所に大きなショッピングセンターが出来たりと駅前などにある百貨店は行くのが面倒になる環境になってきたことを表しています。 一方①の値段が高いことについては、昔から値段が高いことは変らないのに今になって高いと感じる人が増えているにはお客さんの価値観の移り変わりが背景にあるようです。 例えば、歳暮。包装されている紙がどこの百貨店のものかが重要でしたが、今は送る相手に喜んでもらえる物、すなわち使えるものを送る傾向が強く、そのような使える商品は百貨店の歳暮専用売場に当然売っていないので別のところで購入されるそうです。 つまり、消費傾向が形式的なものから本質的なものへ移り変わっており、みんながうらやましがるものを買うことに「ブランド」感じていた時代は終わり、みんなから高い評価を得ているものがブランドになっているというのことのようです。 販売する側としては、付加価値を説明できなければ売れない時代であることは間違いありませんし、それを説明するには商品の企画段階から付加価値を考えて作らなければならないと思います。 顧客を中心に考えない企業に発展はないという時代であると言えます。 最後までお読み頂きありがとうございます。応援(1クリック)よろしくお願いします ↓ クリックするとブログランキングに1票入ります。 ↓ 応援お願いします
by operationdesign
| 2010-02-23 09:12
| マーケティング
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アップオンデマンド代表取締役。ITコーディネータ。中小企業中心に多数のCRM/SFAの導入実績あり。日々現場での出来事や気になるニュースから感じたことを綴ります by operationdesign ブログ運営会社
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