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2009年 07月 10日

米国アパレルチェーン既存店売上-2009年6月

今月からアメリカの主なファッションリテイラーの既存店売上前年比の比較表をエントリーします。
H&MやZARAもほしいところですが、入手元が米国の小売業向け雑誌なのであしからず、ご了承ください。

さて、日本では本日ファーストリテイリングが過去最高益を更新するというプレス発表をされていました。ご覧のとおりアメリカのファッションチェーンも大変厳しい状況です。

世界的不況の中、最高益更新とは、もはや「一人勝ち」は国内のみならず、ワールドワイドのようです。一人勝ちというより、2,3人勝ちという感じでしょうか。

                       1月    2月    3月    4月   5月   6月
Abercrombie & Fitch Co.  ▲ 20.0 ▲ 30.0 ▲ 34.0 ▲ 22.0 ▲ 28.0 ▲32.6
Aeropostale              11.0   11.0    3.0   20.0  19.0   12.0
American Eagle Outfitters ▲ 22.0 ▲ 7.0  ▲ 16.0 ▲ 5.0  ▲ 7.0 ▲11.0
Gap                  ▲ 23.0 ▲ 12.0 ▲ 8.0  ▲ 4.0  ▲ 6.0 ▲10.0
Limited Brands          ▲ 9.0  ▲ 7.0  ▲ 9.0  ▲ 6.0 ▲ 7.0 ▲12.0
Ross Stores            ▲ 2.0    1.0    3.0    6.0   4.0   1.0



アバクロの悪さが際立っていますが、これは同社がブランドイメージを損なうという理由から割引販売を行わず、客数が大幅に減少していることが原因です。でも、いくらブランドイメージが大切と言え、いつまでこの数字が続くのか株主さんがその方針を納得しているのか、ちょっと心配になりますね。

では、また来月。


最後までお読み頂きありがとうございます。
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by operationdesign | 2009-07-10 18:07 | その他


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