カテゴリ:マーケティング( 113 )


2013年 05月 20日

業務受託(BPO)持ち味競う

おはようございます。5月20日の日経新聞の振興・中小企業欄に国内BPO(アウトソーシング)市場が成長市場であるという記事が掲載されていました。

面白かったのはサービスが多様なサービスが提供されているところで、例えばスマートフォンのソフト開発会社から開発したソフトの動作検証業務を発注するというようなケースもあり、その請け負う会社ではスマホの普及により仕事が増え15名体制から一気に150名体制へと拡充されるそうです。

このBPO市場、2013年度は前年比4.4%の伸びで今後も成長が続くと調査会社のIDCでは見込まれているそうです。非常に魅力的な市場に見えますが大手企業の参入も多いそうで、実際中小企業が新ビジネスとして成功させるにはそれなりの準備が必要であることは言うまでももないと思います。

弊社のお客様でもそうなのですが、最近はスマホやタブレットなど情報端末を利用される企業も数年前と比べるとかなり増えていますので、営業マンを中心として情報システムへのデータ入力は増えており、その入力や伝票などの出力など周辺の事務業務も一緒に増えていることは間違いありません。

そのような環境ですからBPOの対象となる業務は今までのようにコールセンター丸ごと発注や出荷作業まるまる発注という基幹業務の丸受けから名刺データの入力や売上データの修正など小さな業務も対象になるのではないかと思えます。もちろんスマートフォンやタブレットの普及による影響と言えます。

このようなニーズは非常にニッチなニーズなのでお客様がアウトソースすると気づいていないことが多いので、IT企業などベンダー側から提案していくことができれば受注できる可能性は高いのではないかと思えます。

そのためにはベンダー側の営業マンは顧客の不満に耳を傾ける必要があります。営業が聞いてきた不満をアイデアにし、サービス化するには関係部署の人を交えてディスカッションするのが一番良いので、このような業務プロセスを社内で作ることができれば新しいサービスが生まる可能性は高くなります。CRMは顧客の声を聞くという場面にも使うことができるツールです。


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by operationdesign | 2013-05-20 10:24 | マーケティング
2013年 05月 08日

白物家電、国内で増産

おはようございます。ゴールデンウィークのお休みで久しぶりの投稿となります。その間、ブログランキングの順位は100位以下に下落(笑)今日は市場動向のお話です。

5月8日の日経新聞に電機大手が冷蔵庫や炊飯器などいわゆる白物家電を増産するとの記事が掲載されていました。特に高級白物家電の需要がのびているそうで、4月の家電量販店における炊飯器の販売台数は前年同月比より2%伸び、大型冷蔵庫も7%も伸びているそうです。このような需要の背景には東日本大震災以降自宅で食事をとる内食化が進んでいることが考えられます。

従来、電機大手各社のメインの競争アイテムであったデジタル家電は出荷が減少しているなかで、高度経済成長の三種の神器と言われた白物家電の出荷が伸びているとは、昨今のソニーやパナソニック、シャープなどリストラが進められている中では何か皮肉な感じに思えますね。

この白物家電増産記事に出てきた企業はパナソニック、東芝、三菱電機でしたが、さらにこれ以上の多くの企業が増産に踏み切ると家電量販店では陳列在庫が増え、すぐに競争環境が激化し、また液晶テレビと同じような状況になることが考えられます。

このような同業他社が沢山いる市場の中では、他社よりも先に増産に踏み切っていた企業が市場シェアを独占するケースがよくあります。この場合ですと内食化が進んでいるという情報を得た時点で増産する方針を出せるかどうかですね。

そうなると販売データは何も教えてくれないので、やはり消費者の声や量販店の店頭など、現場で感じることが大切ではないかと改めて思いました。そこには論理はありませんが、、、、


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by operationdesign | 2013-05-08 11:42 | マーケティング
2013年 04月 23日

サッポロ、飲料200品目に半減 統合ポッカと集約

おはようございます。今日はポジショニングのお話です。

同業他社が上位を占めている市場では、自社製品を他社製品の違いを明確にする必要があります。機能や特徴での違い、入手し易さサービス面の違い、価格の違いなど明確にし顧客にしってもらうための戦略が必要です。
これをポジショニングと言ってますが、ポジショニングするには顧客をいくつかのグループにわけ、ターゲットを絞り込む必要がありますので時間とコストがかかりますので主力商品に限定されてする場合が多いようです。

そのような戦略事例が4月22日の日経新聞に掲載されていました。

サッポロホールディングスが買収したポッカコーポレーションと製品統合するにあたり、それぞれ各社200品目ほどあった商品を両社で200品目と絞り込み、営業人員や販促費を集中的に投入して販売数量を3割伸ばす計画だそうです。

飲料市場は一位のコカコーラと2位のサントリーで市場の半分をシェアを占められている市場だそうです。その中で戦っていくには、まず顧客に選んでもらう理由を認知してもらうことですから、商品を絞り込みコストをかけて訴求するというステップですね。

言うのは簡単なんですが、実際、組織の中にいますと、販売実績のある商品を止めて、主力商品だけに絞り込むという作業は組織内の多くのしがらみなんかがあってなかなか度胸のいる作業なのです。トップのリーダーシップがないとできない作業です。1月にポッカと統合して4月時点で品目絞り込みに入られているわけですからそのスピーディな対応には驚きです。


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by operationdesign | 2013-04-23 08:08 | マーケティング
2013年 04月 09日

ABCマート、PBで高価格帯を強化

おはようございます。昨日、自社の強みを生かして新しい市場を開拓されている結婚式場運営の藤屋さんの投稿をしましたが、今日は設備投資から読み取れる強みを生かし方をご紹介したいと思います。

4月9日の日経企業欄に靴販売大手のABCマートの設備投資に関するプレスリリース記事が掲載されていました。内容は靴の製造工場を運営している会社を同社が買収するというもので、同社では従来、PB商品の製造は協力会社に発注されていたそうなんですが、今後はこの自社工場にてPB製品を製造拡充していくそうです。

自社の強みとどう関係するのか?という話ですが、買収目的に注目したのですが、この製造工場が2万円以上の高価格帯商品の製造にノウハウと実績があるらしく、同社ではこのような価格帯のPB商品を強化されていくことは間違いありません。

一般的に小売業のPBというとナショナルブランドの商品より価格を下げて販売するやり方が主流で、例えばイオンのトップバリューが80円のウーロン茶を販売するなど、価格を差別化要因にしているやり方が大半です。

しかし同社が一般的なやり方とは違い、高額商品でPBを作るということはナショナルブランド商品と競合することとなり、そうなると差別化するのはデザインや品質となり、企画力で勝負することとなります。

同社は企画力が強みであり、その力をさらに強くするための投資ではないかと思います。

しかし多くのお客さんと毎日接点がある業種なので顧客ニーズはメーカーよりも知っているはず、顧客の声がトップまでくる仕組みが出来ているのか、それとも経営陣が現場によく足を運んでおられるのではないでしょうか。


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by operationdesign | 2013-04-09 12:10 | マーケティング
2013年 04月 05日

JIN、花粉対策めがねで業績好調

おはようございます。今日は日経新聞投資コーナー、企業業績のお話です。

4月5日の日経新聞にメガネ専門店JINSを展開するジェイアイエヌの業績発表記事があり、2013年8月期の売上高が前年よりも58%も増加し、従来予想も34億円も上回るとの記載されおりました。
理由は花粉対策メガネの販売が好調で、品切れになるほどよく売れたそうです。

JINSというとPC用メガネ、PCやスマートフォンから出るブルーライトを遮るというメガネをヒットさせた会社として有名ですが、このメガネに続いて花粉対策メガネもヒットさせるとは大変驚きです。

これらのメガネは両方とも従来のメガネの利用目的とは違い目的で利用されるメガネであり、普段目が良くてメガネをかけていない人も利用する商品です。

メガネは目が悪い人が利用するという固定概念を打ち破れば、目が良い人も顧客ターゲットとすることができるので、マーケットが大きく広げることができます。

商品の利用用途を変えることで顧客ターゲットが広がるような商品、皆さんの会社の商品でもないでしょうか? あればヒットする可能性があります。

しかし、既存顧客以外のニーズを掘り起こし、ヒット商品を連発させるジェイアイエヌという会社はすごい会社です。見習いたいものです。


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by operationdesign | 2013-04-05 12:13 | マーケティング
2013年 04月 03日

転機の教育サービスビジネス

おはようございます。
新しいサービスや商品を考える時、はじめに顧客にニーズを調査することからスタートしますが、その前に顧客がどのようなターゲットなのかを知っておく必要があります。

顧客の分類をセグメントと言いますが、顧客セグメントは市場が飽和するにつれ、より細分化され、地域や職業などの属性情報によるグループからニーズや行動パターンによるグループに変化していくのですが、その市場変化に気づかず変化への対応が遅れてしまうケースがあります。

そのような顧客セグメントに関連するような記事が4月3日の日経新聞の企業欄に掲載されていました。

塾や予備校などの教育サービス業界なんですが、市場全体は少子化により前年よりも減少傾向だそうですが、企業間により格差がでているとのことです。

その違いは、ビデオによる講義があるところが好調でないところは不振とのことです。ビデオ講義をうまく活用している東進では、有名講師の講義を全国で受けることができ、このような講義は、集団指導型の講義に比べると内容を専門化することができるので、この点が支持をされているそうです。

この取り組みは生徒(顧客)を地域という物理的なくくりから取り除き、入りたい大学用の講義というような用途に応じたセグメントを再定義したいうことでもあります。

顧客をセグメントしそのニーズを充足するサービスを提供する、CRMの原則を再確認することができました。

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by operationdesign | 2013-04-03 11:46 | マーケティング
2013年 04月 02日

ホテルのデイユース、女性がメイン顧客

おはようございます。
市場が飽和状態で同業他社間の競争が激しくなると顧客セグメントはより細分化されていきます。

例えば従来であれば年齢や住所などの属性情報(デモグラフィック)だけでとらえていた顧客グループを20代男性のレジャー用などの用途でグルーピングし商品やサービス開発または売り場作りを考える必要に迫られます。

しかしその用途を把握するには顧客に聞いてみる以外の方法はなく、なかなか顧客のニーズとマッチングしないことも多くあります。そのような事例が4月2日の日経新聞の消費欄に掲載されていました。

都心のホテルがデイユースプラン、午後12時〜18時まで部屋を4000円〜6000円程度で利用できるサービス、を提供したところ、予想に反して半数以上の利用者が女性の会社員の方だそうです。

私はオフィス以外で仕事するときは電源のある喫茶店かネットカフェで行います。記事によりますと女性はこのようなネットカフェで一人で仕事することに抵抗があるのではないか、ということと家では夫と子供の世話をしているので自分の空間が欲しいという願望が強いのではないかということが書かれておりました。

どういう用途、目的でサービスが利用されているは予測しにくいものんですね。しかしどのような方が利用されているかが分かるだけでも次のプロモーションを効果的に行うことができるので顧客セグメントが細分化されていっても属性による管理はまだまだ必要です。


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by operationdesign | 2013-04-02 09:39 | マーケティング
2013年 03月 26日

コカ・コーラ、電子マネー対応自販機を20万台に倍増

おはようございます。本日は電子マネーのお話です。
3月26日の日経新聞にコカコーラが電子マネーを利用できる自販機、現在11万台のものを5年後までに20万台まで増やすとの記事がありました。

いまひとつ拡大スピードが遅いなと感じたのですが、どうも使える電子マネーが少ないようです。

ドコモと楽天エディは利用できるそうなんですが、ワオンやナナコ、またスイカなど交通機関系カードも一部の自販機しか利用できないようです。しかし今年の4月から私鉄交通機関系カードが利用できるようなるとのことで、これに弾みがつき拡大するに至ったもよで。

顧客からすると色々カードを使い分けるのは面倒ですから、ほぼ毎日利用する交通機関系カードが利用できると一気に利用する人は増えるだろうと思います。

一方、自販機提供側では、1円単位で値下げすることが可能とのことですが、なんと言っても顧客の購買履歴がつかめるようになるので、自販機のほうから「あなたいつも私から朝にお茶を買ってくれるのでお昼にコーヒーを買ってくれたら10円割引ます」っていうようなことを言ってくるかも知れませんね。

また、その周辺の小売店の販促などにも活用できますし、新しいビジネスチャンスが生まれるように思えます。

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by operationdesign | 2013-03-26 07:02 | マーケティング
2013年 03月 08日

イオンの携帯向け販促展開

おはようございます。今日はO2O(オートゥーオー)の話です。

O2Oとはオンライン・トゥ・オフラインの略でネットで得た情報をもとに実店舗で商品を購入したりサービスを受ける消費行動のことだそうです。

実際に記事に掲載されていたイオンさんの取り組みは、ヤフーのキャンペーンサイトからアンケートに回答して頂いた人には、店頭で試供品を渡すというもの。テストでは3千人公募に6千人が応募され、当選者の6割が来店されたそうで、チラシよりもコストが低くすみ効率的だそうです。

記事にはコストメリットの話しかありませんでしたが、チラシに比べると大きなメリットは個人情報が手に入ることで、交換した試供品などから顧客の嗜好がわかるので、販売機会の増加につながる対策をうつことが可能になりますよね。

小売業ではk今後このような顧客個人の購買履歴やfacebookやtwitterなどのソーシャルメディアから嗜好を分析し、(最近ビックデータとよばれ良くでてくるキーワード)売上機会の増加につなげる動きが加速しそうです。



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by operationdesign | 2013-03-08 08:50 | マーケティング
2013年 03月 06日

ビックデータで売れ筋発掘

おはようございます。今日はビックデータです。
最近ビックデータが良く出てきます、言葉だけが先行してる感がありますが、3月6日にもコンビニ各社がビックデータを活用、つまり売上データを分析して売れ筋をつかもうとする具体的な取り組みが紹介されていました。

そもそも売上データを分析するというのはコンビニや小売業界では昔からされてたこと。ビックデータとはインターネットの発達にともなって爆発的に増大したデータのことを指す言葉で、facebookやtwitterにますます増える傾向がありますよね。

しかし今回の記事はコンビニ各社が実施している電子マネーつきのポイントカードデータを分析した取り組みでした。

例えばローソンでは、大ヒット商品となった焼きパスタの顧客リピート率、つまり同じ人が焼きパスタを次に購入する比率、リピート率を分析し、他商品よりも高かったことから、商品量を一気に増やし大ヒットにつながったそうです。

またセブンイレブンでは、お酒と惣菜を同時購入する人の比率が前年に比べ飛躍的に増加していることから、団塊世代の大量退職による家飲みが増加していると仮説を立て、お酒の品揃えを4割増やしたところ売上比率はさらに伸びたとのこと。

大切なことは膨大なデータを分析できれば売れ筋がわかるというわけではなく、売上データの傾向しかわからないということです。

その傾向値から仮説を立て、事例でいうと「団塊世代が家飲みしているからお酒は去年より売れるだろう」という仮説をもとに対策(品揃えを増やす)うつことで初めて収益が増加するわけです。

ですから仮説を立てる力、つまり現場でお客様を意見を聞いたり、行動を見たりしている人でないと仮説は立てれないですよね。

データだけ見ていれば売れ筋が見つかる、そのようなものではありません。




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by operationdesign | 2013-03-06 10:09 | マーケティング