2011年 07月 20日
7月19日と20日の日経新聞に走り出す自動車クラウドという特集記事がありました。 リンク 記事の内容を読むとトヨタがSalesforce.comとの協業を発表した2か月前の内容とあまり違いはありませんでした。違うのは日産やホンダなど他社のクラウドの取り組みが紹介されたいたことでした。 各社とも共通しているのは車がデバイスとなり、FacebookのようなSNSと連携し、燃料や観光など多くの情報を提供してくれるところです。 自動車各社は若者が多く利用しているSNSを利用すれば若者の車離れに歯止めがかかるのではないかとの狙いがあるのはもちろんですが、コトラーがマーケティング3.0でいっていた協働マーケティング、顧客を価値を創造するパートナーと考え、企業活動に参加できる環境を構築することもあると思います。 SNSの広がりでこの協働マーケティングに取り込む企業がますます多くなるように思えます、ITベンダーのマーケットをとってみてみ、汎用機からサーバーに変わってきたような業務システム、いわゆる基幹系の市場からSNSのように情報系の開発ボリュームが大きくなっていくでしょうね。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 06月 29日
本日の日経新聞に米国のシリコンバレーではスマートフォン向けのアプリケーションんを開発提供している2社のベンチャー企業が紹介されていました。 リンク どのようなアプリケーションかと言いますと、一つはパソコン用ホームページをスマートフォン用に自動変換すいるものとブラウザだけでスマートフォン用のホームページが作成できるというものだそうです。 二つのサービスに共通しているのはある一定の使用量までは無料であるということです。この業界で無料サービスのはしりはグーグルですが、無料が当たり前になりつつあります。特にベンチャーなど新しいサービスは有料だとがっかりされるような消費者感覚すらあります。システムを受託開発している業者にとってはますますビジネスモデルの転換が必要に迫られる世の中となりそうです。 またグーグルやセールスフォースなどのクラウドサービス同様、これらのサービスも英語だけでなく日本語でも利用可能になるそうで、iPhoneアプリしかり国境を超えてアプリケーションを使うことが当たり前となりそうです。世界中の人と同じアプリを使うほうがコストメリットは得れますよね。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 06月 21日
本日の日経新聞に写真をデータセンターにアップしてウェブから見られるアルバムのクラウドサービスの記事がありました。 写真を撮影するだけの方もいらっしゃるかも知れませんが、多くの方はとった写真をだれかに見せると楽しく感じるもので、共有することが価値が高まるデータであると言えます。またデータ量の重さからデータセンターを利用するクラウドビジネスとしては適していると思われます。facebookでもみんなが共有しているのは主に写真ですし、遠く離れた人の近況なんかも分かりやすいですよね。 写真のデバイスと言えば、カメラですが、このカメラにwi-fiなどの通信機能が搭載され、映すと同時にデータセンターに格納されれれば大きな市場も生まれるんではないかと思います。 一方、写真ではありませんが、本をクラウド化するお話です。 グーグルが本をデジタル化し検索可能なデータにしていっていることとそれに伴い著作権侵害などで係争に発展していることは多くの方が承知ことと思います。 しかしながらそのような状況においてもさらに大英図書館の25万冊を電子化するという記事がありました。 リンク 裁判中にも関わらず書籍の電子化を進めるこのグーグルのパワーは何なんでしょうね。 写真と同様、本の中身が検索されると大変便利ですね。頑張ってもらいたいものです。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 06月 16日
6月16日の日経新聞に富士通さんが需要予測やデータ解析ソフトのSASを提携するとの記事が掲載されていました。 リンク SASさんはビジネスインテリジェンス分野では、分析の領域を超えて予測に強みを持ったコンサルティングサービスまで提供する企業として業界では広く認知されている企業です。 その同社が開発したソフトウェアがクラウドサービスで利用できるとなると非常に魅力的なサービスに思え、大企業向けの市場に多くのニーズがあるように思えます。 「簡単に売上予測をしたい」「使いやすいソフトが欲しい」「安い分析ソフトが欲しい」など顧客の意見やニーズは列挙された具体的な事象です。 それを抽象化してとらえることを構造化ピラミッドというのを以前、グロービスのセミナーで聞いたことがあります。 今回の記事から学べるには、まさにこのような顧客の要望を抽象化したアイデアではないかと思います。 抽象化するとアイデアは自分達のキャパシティを超えたアイデアとなり、そうなると協業という選択肢が生まれるというプロセスになるのではないでしょうか。 クラウドを構造化ピラミッドで考えるとまだまだ新しいアイデアが出てきそうです。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 06月 08日
昨日のアップルの話に続いてクラウドの記事からです。 6月8日の日経新聞に富士通さんがマイクロソフトと連携しクラウドサービスを海外も含めて展開していくとの記事がありました。 リンク 震災以降、クラウドの記事がより多く見かけるようになりましたが、記事の概要としては、富士通のデータセンターにマイクロソフトのクラウドサービスを提供できるプラットフォームを使いアプリケーションを作りサービスを提供するというものです。コストメリットとしては1サーバーあたり1時間5円で自社でサーバーもつ場合より3割削減できるとのことです。そして5年で5千社以上の契約を目指されているそうです。 具体的なアプリケーションの名前がないので、顧客の要望に応じてマイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure」上で作るというやり方なんでしょう。 そもそもクラウドはサーバーだけでなく、メールやスケジュールなど同じアプリケーションをみんなで共有することでコストが安くなるというもの。自社専用に作りこむのであれば開発費は発生しますし、逆に言うと開発費が発生しないとベンダーは収益が少なくなってしまうので、狙いはクラウドアプリの受託開発ではないかと推測できます。 ですから3割のコスト削減ができるかどうかは分かりません。また1時間当たり5円と言われても安いのかどうかも分かりません。 また5年で5000社の契約を目標にされてますが、これだけの数の契約を取るには、既存システムからのこのサービスへの乗り換え提案がほとんどとなってくると思われます。 つまりお客さんにとってはスウィッチングコストが発生するわけですが、スウィッチングコストは金銭的な費用だけではなく、新しいものに対する抵抗や面倒くささなど心理的要因も大きな壁となります。 この壁を乗り越えるには、便利さや低価格など具体的なメリットの提示しないとお客さんはスウィッチしてくれません。マイクロソフトを組んでクラウドサービスを提供しますだけではまだまだスウィッチングコストの壁は高いように思えます。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 06月 07日
6月6日にアップルはスティーブジョブズが登場し、新サービスとして「iCloud」を発表しました。このサービスは音楽や写真、文書を無料でデータセンターに保存できるサービスのようです。リンクはこちら 私もiPhoneやiPodを利用していますが、自分のパソコン内にあるiTuneのデータとデバイスデータを同期する仕組みとなっており、これだとパソコンにつながないと最新データが更新されませんよね。デバイスが増えると、どちらのデバイスに最新の音楽や文書が入ってないなんてことがありますから、この不便さを解消する狙いがあると思われます。 メーカーの場合は製品の品質や使い勝手を常に改良していくことが顧客の要望に応えブランド力を高めることにつながります。そのためにモニター調査など顧客の声に優先順位をつけて機能追加の意思決定をする仕組みは顧客志向を考えるには必須に仕組みです。 あと、個人的には住所録データをクラウドに保存し、iPhoneや自宅PC、会社PCなど全てのデバイスのメールソフトデータと同期が取れれば大変便利になるのではないかと思います。ほとんどの人や名刺交換すると、携帯、PCにもそれぞれ登録されていると思います。自宅からメールを送ろうとしたらわからなかったなんてこともあるでしょう、iPadなどのタブレットやスマートフォンが普及するほど、このニーズが高まるのではないでしょうか。 クラウドを使った新ビジネスはバラバラのデータを一つにまとめるところにチャンスがあります。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 05月 24日
昨日、ブログに投稿しましたが、昨日の共同記者会見を見ました。 記事はこちら 簡単に概要を書きますと ●トヨタが顧客、販売店、メーカー、そして車をつなげるソーシャルネットワークの構築に着手する ●SNSのプラットフォームとしてSalesforceのChatterが選ばれ、両者が共同出資した会社で行う ●SNSはトヨタフレンドという名前で電池残量の警告や修理予約、オンライン点検などサービスだけでなく、 友達とも「つながる」ことができるサービス。 昨日も疑問に思っていたのですが、「トヨタはなぜ国内ベンダーではなくSalesforce.comを選んだのか?」という点です。 これに対して豊田社長のインタビューの中で回答されていました。 豊田社長は、Salesforce.com CEOのマークベニオフ氏から同社の企業内SNSサービス Chatterのデモを見て、ご自身が考えていたことと一致していたそうで、また世界各地で同時で進められているプロジェクトの進捗状況がハワイにいながらリアルタイムで把握できることに大変感動されたということらしいです。 また、車を一つのデバイスと考えSNSに入れるというアイデアはマークベニオフ氏による提案のようですし、やはりプレゼン力によるところは大きな決定要因だと言えます。 顧客が抱えている問題に対して具体的なイメージを提示されたということなんでしょうね。 最後に豊田社長のインタビューの中で印象に残ったのが、「利益の追求より良い車作り。良い車作りは顧客に笑顔を与え、良い家庭、社会づくりに貢献する」という言葉で、このブログのテーマでもある顧客志向に対する思いがこの業務提携の根幹にあると感じ、すこしエキサイティングしました。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 05月 21日
2本目の投稿です。 日経新聞にトヨタ自動車と米クラウドの代表的企業であるセールスフォースドットコムが業務提携するとの記事がありました。 リンクはこちら 主に、走行データからメンテナンス提案やサービスや電池残量のスマートフォンへの表示など顧客の特性に応じた情報を提示できるようにするとのことです。 また豊田章男社長とセールスフォースのマーク・ベニオフCEOが23日に記者会見される予定で、こちらから見ることができます。 http://www.ustream.tv/channel/toyota-jp 私はSalesforceの導入や開発をしていますので、このニュースには大変驚きました。 そして気になったのは、なぜトヨタはSalesforceを選んだのかというところです。 Salesforce.com社はCRMやアプリケーション開発環境をサービスとして提供しているベンダーでありライセンスで利益を得ている会社です。つまり今回のトヨタが要望されているようなアプリケーション開発、いわゆるSIビジネスは原則、受託されてないと思います。 そういった中、なぜトヨタ自動車はSI案件を大手国内のF社やN社、H社ではなく、Salesforce.comを選んだのか? 非常に興味深いところです。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。 2011年 05月 19日
コトラーのマーケティング3.0には不安から逃れたいというニーズに企業が対応していくことを文化マーケティングとして紹介されています。 IT業界においても、東日本大震災以降、従来自社で保管運用してきたサーバーをデーターセンターに保管する、いわゆるクラウドコンピューティングに置き換えるというニュースが大変多く流されるようになりました。 今日の日経(電子版)には、九州の自治体、福岡県と熊本県の町や市が税金や健保等の業務で利用するとの記事が掲載されており、いずれもコストを1割から5割程度削減できるというような内容でした。 少し疑問に思うのは、紹介されていた市町村が3件で、それぞれの市町村が業務を行うサーバーをデータセンターにするという点です。 これだとクラウドというよりは自社サーバーをデータセンターに預けただけのように思えます。 クラウドの本当のメリットはデータセンターにあるアプリケーションを多くのユーザーが共同利用することにあります。データセンターや仮想化はその目的を支えるための仕組みだと言えます。 自治体などの公共業務は市町村が変わったところで大きな違いはないように思えます。自治体がそれぞれデータセンターを利用するのではなく、同じソフトウェアそれぞれの自治体が利用できるようになればさらにコストは下がるのではないかと思います。 お読み頂きありがとうございす クリックするとブログランキングに1票入ります。 2010年 04月 21日
おはようございます、上嶌です。今日はクラウドコンピューティングのお話です。 4月21日の日経新聞の一面に「クラウド広がる」という特集が組まれており、セールスフォースドットコムのエコポイントや損保ジャパンの事例が紹介されていました。 記事の主題はクラウドを拡大しているのは海外勢で、日本勢はあわてて国内にデータセンターを構築しているが、整備が追いつかなければ需要が海外に流れてしまうという内容でした。 記事を見ていると停止することができない基幹システムはクラウドの対象ではなく、自前で構築する企業が多いというようなことが書いてありましたが、自前で構築したシステムがとまらない保障はありません。 例えば、セールスフォースだとデータセンターの稼動時間は99.9%でグーグルは99.999%と言われています。これと自前で作ったシステムの停止する時間を比較しても大差ないのではないかと思います。 クラウドは巨大データセンターで処理が行われることで、処理スピードや運営コストが低下するところにメリットがあります。インターネットから利用するだけでクラウドと呼んでいるサービス、いわゆる偽者も沢山あります。 安全面、安定稼動の面で不安をあおり、従量課金制でもないサービスをクラウドと呼んでいる業者にはご注意下さい。結局高い買い物をさせられる恐れがあります。 最後までお読み頂きありがとうございます。応援(1クリック)よろしくお願いします ↓ クリックするとブログランキングに1票入ります。 ↓ 応援お願いします ![]() < 前のページ次のページ >
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