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2006年 02月 18日

西友、4年で200店改装へ・今期、5期連続で最終赤字に

今日は西友の記事が載っていましたので、その記事についてです

【記事内容】
 西友が17日発表した2005年12月期の連結決算は177億円の最終赤字だった。販売不振や不良在庫の評価損などが響いた。昨年12月に米ウォルマート・ストアーズが子会社化し、トップも送り込んだ西友。今後4年間で全店の半分に当たる約200店を改装するなど、名実ともにウォルマート主導で再スタートを切る。ただ、今期も店舗の減損処理で5期連続の赤字が避けられず、再建が軌道に乗るかは不透明だ。

 
5期連続の赤字に関わらず、200店もの改装に投資できるのはウォルマートの資金力によるものです。
設備投資の内容が改装としか書いてないので、明言できませんが、店舗を改装してもマーケットの環境はどんどん競争が激しくなっていくので、売上がが劇的に回復するなんてことはないと思います。

設備投資は大きくは以下の二つに種類に分けられます。
 ●設備老朽化による対策(古い店舗、物流、情報機器などへの投資など)
 ●将来を見据えた戦略的な投資(出店、新しい情報機器の導入、新業態開発など)

小売業の場合、お店を出せば出すだけ単純に売上は増加します。
例えばドラッグストア業界などは競争相手も同じ商品を売っています。
このような業界では、その地域に集中的に出店することで、地域内のブランドバリュー(信頼感)が一気に向上し、一人勝ちするなんてこともあります。

ですから、設備投資のほとんどが新店にまわされがちになります。

しかし、顧客を分類するカテゴリーがどんどん細分化されていく競争社会においては総合的に商品を販売している店が専門化された店に顧客を奪われていきます。

自社が戦う分野の調査や戦う乗り物(業態、業態類型)の研究、開発に投資していかないと突然現れるカテゴリーキラーに太刀打ちできなくなります。
米国のHome DepoやOffice Depot、Bed Bath & Beyondの品揃えがなぜ専門化されているのかを考えると理解できます。


新業態開発への投資はすぐに回収できるものではありませんし、いつまでたっても回収できないリスクもあります
将来の市場の予測と現在の競争相手と自社との差を分析し、何に投資すべきかを判断しなければいけません。
最終的には社長が判断すると思いますが、最も度胸のいる判断です。


いずれにせよ、西友が何に投資し、どのような効果を出していくかに注目です。

▲本日の教訓▲
5年先の競争状態と競争相手に比べて自社の不利な点を分析し、投資対象を考える
出店と老朽化対策だけの設備投資はいずれジリ貧であり、新業態開発への投資は毎年必要


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by operationdesign | 2006-02-18 19:11 | 経営者、経営戦略


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