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2008年 04月 21日

既存店回復が見えない、ハニーズ

4月19日の投稿にカジュアル専門店チェーンの既存店推移をアップし(衣料品専門店既存店売上-2008年3月 )、各社とも3月は売上が回復傾向であることが分かりました。

しかし、少し前までものすごい勢いで成長されてきたハニーズが今年度については、依然として既存店前年比が下回っていることが少し気になりましたので、IR情報を少し見て見ました。

まず、目につくには増加した店舗の多さで、2005年5月期から今年度(2008年5月末)までの4年間で店舗数は283から833(国内のみ)へと、約3倍にも増加しています。平均で年140店舗増加した計算で、月に直すと毎月11店舗増加し3日に1店舗オープンするペースで店舗網を拡大されたことになります。

先月オープンしたお店のデベロッパーを見ますと、東京のファッション感度の高い駅ビルやSCから中国四国の食品スーパー、大阪の築30年の古いSC、路面店などありとあらゆる形態のSCへ出店されていることが分かります。

そして、既に国内に800以上も店があるわけですから、駅前などのダウンタウンよりも郊外SCへの店舗が圧倒的に多いことも容易に推測できます。

そのようなことから、売上を支えている中心顧客は一体誰なのかが気になります。4年前283店舗だった時と比べるとかなり大きな変化があることは間違いありません。

そこで同社では既存店前年比低迷の原因は客層と商品企画にアンマッチ感があるということで、商品を企画段階から年代別に商品を5つに分類するという対策を発表されています。

私も実は依然、専門店チェーンの企画部門にいたことに同じような課題に取り組んでいたことがあるのですが、最も難しいのは、客層毎に分類された商品を800以上ある店の特性に応じて配分をしていくことなのです。これは店舗別にアソートメント(品揃え)をコントロールできる仕組みとも言い換えれますが、今後のチェーンストアには必須のインフラだと思っています。

今後、ハニーズが客層分類をどのように発展されているかは分かりませんが、アソートメントコントロールという視点でも注目すべき事例になると思っています。


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by operationdesign | 2008-04-21 22:34 | 経営者、経営戦略


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