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2008年 04月 18日

タルボットの再建策

4月18日の日経新聞にイオンが米子会社アパレルチェーン、タルボットの経営再建に乗り出すとの記事が掲載されていました。

もともと、タルボットは米国のミセス向けのSSチェーンでしたが、確か、スポーツオーソリティと同じ時期、90年代の終わりごろだったと思いますが、イオンが出資することでイオン系SCへの出店へのこぎつけられたと記憶しています。その後、タルボット自体の経営状態が思わしくなくなり、イオンが完全子会社にされ現在に至っていると思われます。

そこで今回の対策が出てきたわけですが、
〇100店舗を閉鎖
〇在庫を25%圧縮
〇1億ドルのコスト削減
〇イオンから人材の派遣
という4点が主な内容のようです。

これに対して、米国のタルボット社では既に4月1日には再建プランを発表されており、その中身は
〇サイズを気にせず買えるタイプの店を出店
〇販売が堅調な靴、アクセサリーの在庫を増やす
〇タルボットコレクションというプロモーションを拡大
〇アウトレットストアをオープンする

というようなところで、在庫の圧縮についてはもう少し詳しく書かれており、現在使用しているオラクルのシステムをアップグレードすることで在庫計画及び値下げの金額とタイミングの精度を高めることで在庫圧縮、売上総利益の拡大を狙われているそうです。

どうですか?すごく具体的な内容だと思いませんか?私は米国チェーンのIR情報にはいつも関心します。
そしてもう1点付け加えると、対策内容がMDなど営業面、つまり本業にフォーカスされているという点にも関心します。

日本の場合はどういうわけか、店舗の閉鎖やコストカットなどいつも財務面からの対策ばかりがフォーカスされています。ダイエーの再建なんかもそうでしたね。

なぜそうなるのかは分かりませんが、営業のことが分からない、または長く離れて分からなくなってしまった部長職や課長職が多いのではないかと推測しています。

少し話しはそれてしまいましたが、今後もまた米国企業のこういった戦略もご紹介していきたいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございます。
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by operationdesign | 2008-04-18 22:57 | 経営者、経営戦略


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