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2008年 04月 05日

ビームスがデザイン重視の文具発売

4月4日の日経新聞にセブンイレブンがセレクトショップのビームスと組んでデザイン重視の文具を発売するという大変ユニークな記事が掲載されていました。中でも興味を引いたのは、小学生のノートと言えばジャポニカ学習帳ですが、これのビームス版が発売されるということです。

セブンイレブンの商品部の人のアイデアだと思うのですが、多くの人が当たり前だと思われているようなベーシック商品にファッションを付け加えるとはその企画力に感服いたします。

小学生にとってビームスには価値がありませんので、親の感じ方で、売れ行きが左右されるんでしょうね。しでも、失敗を恐れずこのようなアイデアが商品化される企業ってこれからものすごく大切だと思います。

チェーンストア用語にトレードオフという言葉がありますが、これは市場にある商品から不要な機能を取り除くことで価格を下げるというもので、大量消費時代にはチェーンストア各社が実践し大きな効果をあげてきました。

今も生活者にとっては不要な機能がいるわけではありませんが、不要機能が取り除かれた商品があふれている今日では、何かを付け加えることで、特徴を主張することが望まれているような気がしています。

アパレル業界では特にその傾向が強く、ギャップやリミテッドなどベーシックチェーンが衰退し、H&M、ZARAなどファーストファッション企業の台頭していることを考えると、付加価値をつけるMD方針はもはや必須ではないかと思われます。



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by operationdesign | 2008-04-05 20:25 | マーケティング


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