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2008年 02月 06日

1月衣料品売上低調の真相

少し遅くなりましたが、2月5日の日経新聞に1月のユニクロ、ポイント、しまむらなどのアパレルチェーンと百貨店の衣料品売上が1月に入り、低調であるとの記事が掲載されていました。サブプライムローンの影響での消費低迷か?と思い少し調査してみました。

        1月   12月
ユニクロ   -0.9  6.4
しまむら   2.5  -3.5
ポイント  -4.6   2.6
UA     -1.7  -0.2

1月はしまむらだけが既存店が前年を上回っていますが、12月と比較すると同社は既存店を下回っています。

ユニクロ、ポイント、ユナイテッドアローズの1月度営業成績に対する声明は共通していて、「冬物が好調だが春物は売れてない」ということで、そこから考えても12月にもう一つ良くなかったしまむらは1月に冬物を沢山もっていたので1月は既存店がアップしたということのようです。

天候の影響による欠品や過剰在庫対策を考えるなら、月別に既存店前年比を比較するよりも、冬物や春物などシーズンで分けて売上や粗利益、在庫などを既存店の実績で比較したいところですね。

それにはマスタデータにシーズンを表すコードを持たせる必要がありますので、天候対応型在庫管理手法の第一歩はシーズン別の商品販売実績をアウトプットすることからということになります。



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by operationdesign | 2008-02-06 23:28 | 経営者、経営戦略


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