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2006年 02月 11日

分析に必要なもの

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私は小売業の経営企画室にいたときに同業他社の財務分析を1年に1回行い、

トップに報告していました。

決算から約半年後に有価証券報書が発売されるので、これを購入し

自社の財務数値と比較分析を行います。

有価証券報告書の発売はもう少し早くして欲しいもんですね。

半年後の決算数値報告なんて経営のスピード感から全くずれていますよね。

それはさておき、そんなん数値、約に立つの? て声が聞こえてきそうですが、

これが以外と約に立つんです。

>損益計算書からは、粗利益率、人件費率、家賃比率、販促比率などを比較すると

自社の効率の悪さや良さが分かります。

>貸借対照表からは商品回転率がわかりますし、仕入先への支払条件や

手形サイトも分かります。

これは大事な情報であり、他社では現金支払で仕入をしていることがわかり、

その分販売価格を他社よりも低く設定できる戦略をとっていることもわかります。

出店数や退店数、売場面積も公表されているので、1店舗あたりの売上、

経費や売場面積などの販売効率も分かるのです。

貸借対照表の差入保証金を売場面積で割り返し同業他社より保証金が多い場合は

店舗開発部門に保証金早期返還交渉を依頼することもできます。

人的な効率では、社員数やパートアルバイト数が店舗、本部別に分かります。

店舗当たり社員数やパートアルバイト比率がわかり、自社の店舗運営コストが

同業他社と比較でき客観的に評価できます。

本部人員比率もわかるので、間接部門の大きさもわかるのです。


財務諸表分析あなどれず、意外ではないですか?


でも一つ大事なことがあります。分析しその結果を報告するだけでは全く意味がありません。

所詮、過去の数字です。

分析結果から自社の打つべき対策を導きだし、その対策内容を報告することが

スタッフとしてやるべき仕事であります。


▲本日の教訓▲
結果分析とは今後の対策を導き出し、報告する仕事である。  



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by operationdesign | 2006-02-11 22:56 | 経営者、経営戦略


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