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2008年 01月 29日

店長は監督者ではないことの波紋

すでにTVや新聞で大々的に報道されていますが、昨年のコナカの判決に続き、またもや店長は管理職ではないとの判決が下されました。法律論をこのブログで展開するつもりはありませんので、意見は差し控えたいと思いますが、参考にしたいのは店長が管理職と判断されなかった根拠です。

そもそも管理職とは経営者と一体的な立場にあるかどうかが基準であり、今回の判決では次のような点から経営側の立場にはないと判断されました。

〇メニューの立案、展開に参加していない
〇社員を採用する権限がない
〇自分も要員となりシフトを計画している
〇部下よりも給料が低いケースもある

このような基準が店長に当てはまるチェーン企業はかなり沢山あると思いますので、大変大きな影響を与えることは間違いありません。ファッションチェーンの場合ですと、店長は20代の女性の方が多く、管理職とされてない企業が多かったように思えますので、まだ他の業態よりは影響は少なそうですね。

日経新聞にはしまむらも店長は管理職という報道がされていましたが、同社の場合、パートタイマーの方が店長をされている店舗も非常に沢山ありますので、状況は全く違うと思います。

いずれにしろ、お店に管理監督者がいなくても運営できるストアオペレーションシステムがますます重要になってくるものと思われます。


最後までお読み頂きありがとうございます。
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by operationdesign | 2008-01-29 23:50 | 経営者、経営戦略


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