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2008年 01月 15日

良品計画は顧客志向を加速

1月14日の日経MJに良品計画の松井会長(2月1日付で会長になると発表されました)のインタビューが掲載されれていました。先週はしまむらの藤原会長のインタビューをご紹介しましたが、今回も同様に私なりに気になった点を勝ってに挙げさせていただきますと、

①プライスレンジを都心店舗と郊外店舗で使い分ける。
②アジアを中心とした調達拠点を東欧にも設置し、調達地域を世界規模で拡大
③商品開発は新規アイテムの投入よりも既存アイテムの改善を優先する

①については、都心店舗の業績は好調であるが、郊外店舗は依然として低調だそうで、この格差に品揃えで対応するために都心店舗にのみ単価の高い商品を投入していくとのことです。
②は原材料高という背景の中で、調達地域の中国一辺倒化のリスク(人件費高、為替高など)回避が狙いなのは明らかです。
③については、良品計画が顧客の要望に耳を傾け、商品化していることはこのブログでも紹介しましたが、この取り組みをさらに強化されるそうです。

3点とも商品政策に関することでしたが、常に顧客のほうを向いている良品計画の姿勢が妙実に現れているとCSレベルの高さを感じざるを得ませんでした。

少し話は変わりますが、皆さんの会社では新規アイテムと既存アイテムはどちらが売れているのか分かるでしょうか?

売上の絶対額なら分かるかもしれませんが、顧客の支持レベルを見る意味で傾向としてどう推移しているか分からないとどちらの品群を強化すれば良いかは判断できません。このような分析を行うには、新商品、既存商品をグループ化して捕らえ、尚且つこれを部門別やスタイル別、店舗別、立地条件別、エリア別などさらに細分化したグループで前年や前月の数値を比較できないと分析できません。

このような分析をクラスター分析と呼んでいますが、顧客の志向をデータから捕らえるには必要不可欠な技術です。コンビニのようにSKUレベルの補充を重視する業態ならデータをグループ化する必要性は低くなるかもしれませんが、コーディネートやルックスが競争の源泉となるファッションの場合はクラスター分析はもはや必須ではないかと個人的には考えています。

あまり目立ちませんが良品計画がはこのような顧客変化をつかみ、競争上有利なる判断をすることが出来たのは、このような情報基盤が整備されてきた結果だと言えます。


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by operationdesign | 2008-01-15 23:21 | 顧客満足


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