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2006年 02月 10日

チェーンストアの競争対策とは?

今日の日経新聞にダイエーの記事が掲載されていました。

ダイエーは衣料・生活用品売場の専門店への委託を加速していくらしい。

以前、衣料品売場をファーストリテイリングに委託することが報道されていました。

今回新たに委託する専門店の企業名が発表されていました。

家具・インテリアではニトリ、ベビー用品は赤ちゃん本舗、靴はチヨダ、

婦人服はハニーズだそうです。


ところで、ダイエーやイオン、ヨーカドーはよくGMSと呼ばれていることがありますが、

GMSとはGeneral Merchandise Store の略で、

米国のチェーンストアからきた言葉です。

米国のGMSには SEARS や JCPenny がありますが、

GMSには食品は売っていませんし、家電も売っていません。

食品は Kroger や Safeway など 巨大なスーパーマーケットチェーンがありますし、

家電は Best Buy や Circuit City などの強力な専門店チェーンが存在するので、

そこの市場には参入せず、得意分野に資源を集中する戦略なのです。

(予断ですが海外小売業を視察される場合は、この点を頭に入れてないと、日本に比べて全然商品が少ないなぁぐらいにしか思えません。)


厳しい競争は、小売業の売場を専門化します。専門化できないとつぶれていきます。

日本の小売業界全体は売上は増加していませんが、売場面積は増加しています。

メーカーの参入やインターネットも競争相手として脅威です。

ダイエーは得意分野である食品スーパーに特化し、衣料品等は他社に任せる戦略です。

競争対策とは、競争相手より自社が有利な土俵を選択するこです。

土俵とはマーケット(ターゲット顧客)と乗り物(業態)のことです。

答えは直ぐには出てきません。継続的に見極めていくことが競争対策です。

言い方を変えると新業態の調査、研究、実験などへの投資を続けるということでもあります。


▲本日の教訓▲
競争対策とは、競争相手よりも有利な事業分野と乗り物を継続的に
探求する仕組みを社内に構築することである。





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by operationdesign | 2006-02-10 22:43 | 経営者、経営戦略


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