2006年 02月 09日
売れ筋や死に筋とはよく聞く言葉です。 ITを活用して売れ筋や死に筋を常に把握できる仕組みにしましょう。 では、社内の売れ筋ベスト10をリスト化しようとした場合、 どういう数値でリスト化されれば、店長や店舗のスタッフは データを活用し、商品補充や追加発注に生かせるか検討したいと思います。 ①売上高の高い順でしょうか? 高額品と低価格品で販売数量に差があるのでちょっと違いますね。 ②売上数量のベスト10はどうでしょうか? 販売した数量の何倍もの在庫が残っていたら売れ筋と呼べない場合もありますね。 ③では、在庫日数や在庫回転率のベスト10はどうでしょう? 季節はずれの商品など在庫がごく少量しかない商品が1点だけ売れたとしても 在庫回転率はものすごく高くなったりしますので、これも除外です。 ④消化率はどうでしょうか? 消化率とは、1週間の販売数量をその週に入庫(仕入)した商品数量を割ったものです。 私は消化率でベスト10を作成することが売れ筋リストだと思います。 しかし、在庫と同様、少量の仕入だと少し売れただけでものすごく消化率が高まるので、 ③とあまり変わらないです。 このようなことから売れ筋というのは、本部の誰かが決めた一定の法則で 計算された商品のリストです。 自分の店の商品補充や追加発注の参考にならないこともあります。 結局は、店舗で店長さんやスタッフの方が目で見て、頭の中にある売れ筋リストが 一番信用できたります。(リスト化はできないし、ベスト5くらいまでしか頭に入りませんけどね) なんか、ITコンサルタントらしくない感覚的な結論ですいません。 ▲本日の教訓▲ 小売業は現場の感覚が最も大事。 従業員には「これ売れそうだ」という感覚をもてるように指導しましょう。 ↓ランキングに参加しています。クリックをよろしくお願いします ↓
by operationdesign
| 2006-02-09 16:16
| マーケティング
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アップオンデマンド代表取締役。ITコーディネータ。中小企業中心に多数のCRM/SFAの導入実績あり。日々現場での出来事や気になるニュースから感じたことを綴ります by operationdesign ブログ運営会社
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