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2007年 10月 27日

ニトリはリベート廃止でコスト削減

10月26日の日経新聞に家具・インテリア専門店の勝ち組企業ニトリがリベート全廃するとの記事が掲載されていました。狙いは透明な取引により仕入原価を引き下げることと事務処理負担を軽減することらしいです。

同業他社との取引条件の違いを明確にすることは競争優位になる布石でもあり、ここ数年で店舗数が急激に増加し、バイイングパワーも業界内で急速に勢いを増している中でのリベート全廃方針は、本当に上手なやり方だなと思いました。

小売業界ではリベートは習慣化していますが、社会的にも大きく取り上げられたのはダイエー破綻の時ではないかと思います
ダイエーのバイヤーは業績の悪化とともにメーカーに要求するリベート額を増加させ、これを赤字の隠れ蓑としたと報道されていあことは記憶に新しいと思います。

 リベートと表現すると聞こえは悪いですが、どこの業界でも値引きや割引は普通に行われているわけで、これを小売店の販売量に応じて値引き額を決めるというだけのもので、肯定するつもりはありませんが、ダイエーのように大騒ぎするほどのものでもありません。

 メーカーも長年の取引の中でリベートの支払いを見込んで価格設定をしていますし、結局のところ小売業にとってもそんなにメリットのあるものではありません。

私は情報システムの企画や導入するのが仕事ですが、仕事がらリベートの本当の問題点はリベートを管理・運用面にあると考えています。

リベートの計算は仕入先や商品、店舗により違うケースが多く、計算するには経験が必要になります。そのため、専用のスタッフを置かれている企業も拝見したことがありますし、もっと言えば、リベート計算専用システムを開発されている企業もあります。

ピータードラッガーが言った言葉に、「しなくても良いこと効率的に行うことほど無駄なことはない」という言葉がありますが、まさしくこの言葉が当てはまる事例ではないかと思います。

そういうことから今回のニトリの決断は、利益管理を明確にすることと事務処理負担を軽減するという狙いが非常に明確で大変評価できると思います。業界全体に良い影響を与えることを願っています。



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by operationdesign | 2007-10-27 00:00 | マーケティング


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