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2007年 09月 06日

ファーストリテイリングの事業見直しの背景

9月4日の日経新聞にファーストリテイリングが不振事業の見極めを2008年8月までに行うとの記事が掲載されていました。ユニクロよりの低価格衣料専門店の「ジーユー」や靴のマルトミ破綻後に取得したワンゾーン、今年に入りTOBが完了したばかりの「キャビン」など対象で、この1年間で売却するか継続するかの結論を出すそうです。

中でも業績不振が目立つのはジーユーなんですが、売上が当初計画に対して3分の1程度のようです。

そもそもジーユーとはどんなブランドだったでしょうか?
背景にあったのはダイエー再建支援で、集客力の弱いダイエー直営の衣料品売り場を補うため、ファーストリテイリングが開発したのがジーユーでした。

商品はユニクロより低価格だがファッショナブルというのが売りで、商品調達もSPAではなく商社経由の調達だったと思います。つまり、①仕入れ品なのに低価格、②価格が低いのににファッショナブル、といった2つの矛盾というか難題を抱えているもの事実です。

また、商社経由の調達とは、多くのアパレル専門店の発注をまとめて調達しているようなものなので、必然的に同業他社と同じような品揃えになることも事実で、そうなると生活者の目には、他の専門店とあまり変わり映えしない品揃えと写るのではないでしょうか

今後の対策は低価格かファッショナブルにどちらに資源を集中することになると思うのですが、それにしても結論を出すのが早急すぎやしません?キャビンもまだ単独で出店もしてない状態ですし。。。

やはり2010年までに売上高1兆円という目標が柳井さんを駆り立てていると思うのですが、その意味するところは、来るべきグローバルファッションリテイラーとの競争を前に事業の育成など悠長なことはやってられないというのが本音ではないでしょうか。



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by operationdesign | 2007-09-06 23:35 | 経営者、経営戦略


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