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2007年 06月 03日

リミテッドブランズ、事業売却で婦人服から撤退

皆さん、こんにちわ、上嶌です。更新が遅れ気味です(汗)ですので、ご存知の方が多いと思いますが、米国の大手レディスアパレルチェーンのリミテッドブランズが傘下のブランド、エクスプラスを売却するとの記事が6月1日の日経MJに掲載されていました。売却額は約660億円で7月中に投資ファンドに売却するようです。そして関心が高いのは、社名の由来でもある中核ブランド、リミテッドも売却先を検討中とのことで、今後はヴィクトリアズシークレットとバスアンドボディワークスの資源を集中していく方針のようです。

ブランド別の既存店の推移を同社のHPで少し見たんですが、リミテッドとエクスプレスは既存店割れが2年近く続いているのに対して、ヴィクトリアズシークレットとバスアンドボディワークスは二桁成長している状況です。ちなみにヴィクトリアズシークレットは下着でバスアンドボディワークスは化粧品やタオルなどヘルスケア商品の専門店です

そもそも、同社は買収と売却で急成長した企業で、確かLサイズアパレル専門店レーンブライアントやメンズのストラクチャー、ティーンエイジャー向けのリミテッド tooなんてブランドもあったような気がします。ヴィクトリアズシークレットも買収されたブランドですし、今をときめくアバクロも買収し、事業規模を大きくし売却した経緯があります。

しかし、今回は少し違うのは、リミテッドブランズ社の創業の原点となるブランド、リミテッドも売却対象とし、アパレル事業を撤退する方向であることで、大企業でも生き残りに対する厳しさを感じます。

リミテッドの強みはトータルコーディネートされたマーチャンダイジング力で、シーズン単位に売場作り(VMD)と連動した商品の企画がされることで、日本の多くのチェーンのように多くのバイヤーがそれぞれの感性で仕入れた商品が集約される売り場とは比較にならないくらい洗礼された売場となるのです。

そのような企画をするため、商品はオール自社生産となり、SPA企業の見本とされ、90年代の米国チェーン見学研修というとファッションチェーンではみんなリミテッド社(当時の社名)をリサーチしており、日本のファッション業界の方々も多く見学され、自社のMDプランニングに取り入れられたはず。

しかし環境変化のスピードは早く、MDやVMDも10年経ったら真似され、自社だけの強みじゃなくなるということなんでしょうね。ギャップの再建といい、ほんとファッションチェーンの環境変化の激しさを感じますし、注目すべき企業も変えていかないといけないですね。この件はまたレポートして行きたいと思います




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by operationdesign | 2007-06-03 23:29 | 経営者、経営戦略


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