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2007年 05月 24日

戦略で明暗、紳士服チェーン

5月23日に日経MJに紳士服チェーンの業績が明暗を分けているとの記事が掲載されていました。業界1位の青山商事と2位のAOKIホールディングスは既存店を伸ばしたのですが、はるやま商事とコナカは既存店を悪化させたという生地でした。

紳士服、特にスーツ市場は団塊の世代の大量退職により急激に縮小している業界で、業界内でも2,3社しか生き残れないといわれている非常に厳しい環境下にあります。そのため各社とも生き残り策に必死でM&Aが活発に行なわれているものそのためです。

そのような環境下で各社の業績が2分されるのは大変興味深いことなので、少し記事を紹介したいと思います。
青山商事では高級スーツを投入し、客単価が向上、既存店売上を底上げしたそうで、AOKIホールディングスでは逆に若者向けスーツを投入し客単価は低下させたが、客数が増加し、既存店を底上げしたそうです。

一方、既存店売上が低下した2社は、客数増加を狙い店舗改装を大幅に増加したようなんですが、客数増加につながらず結果的に既存店売上を割り込んだようです。

10年程度前までは、小売業にとって改装とは業態を問わず不振の既存店対策といては伝家の宝刀のようなもので、改装すればなんとかなると思われている経営者も多かったと思います。しかし需要よりも供給が多くなり、消費者が主体的に選択できるようになった今の時代には改装では顧客の支持を得れないことは明らかです。

そもそも店舗の改装とは顧客へのサービスを向上するものでもなんでもありません。今回の記事を見て参考にできることは、既存店売上をアップさせた2社は顧客のニーズを品揃えに反映することを考えている点で、既存店をダウンさせた2社は改装をメインの対策と考えているところです。

厳しい環境下で生き残っていくには顧客の要望にこたえること以外に方法はないようです。そして、そのことが商品部から店舗のスタッフまぜ全従業員に徹底されていないと生き残れないように思えます。だからといって改装せずに古い内装のままで良いというわけではありませんけどね。



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by operationdesign | 2007-05-24 00:06 | 顧客満足


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