CRMの営業活用ブログ

opedesign.exblog.jp
ブログトップ
2007年 05月 17日

nanaco 好調な滑り出しに期待大

 5月16日の日経MJにセブンイレブンが業界で先行導入した電子マネーナナコが好調な滑り出しであるとの記事が掲載されていました。導入開始後3週間で約30万人もの入会者を確保されたそうで、東京地区限定にしては、1日1万人以上入会者がおり、多くの生活者の電子マネーに対する期待は予想以上に高かったようです。

そして、経営判断のスピードを実感したのは、入会時に書類に必要な住所の記入を導入開始後に不要にしたという点です。小売業にとって電子マネーとは顧客情報を入手し、マーチャンダイジングや出店戦略、プロモーションに活用することが目的の強力な道具です。この情報にお客さんの住んでいる地域がないということは、来店客の商圏範囲が分からないということでもあります。

これをやめるということは、電子マネーの導入目的そのものを覆すような意思決定でもあります。しかし、そのような自社の都合より、顧客の都合や「お客さんが個人情報を書くことに不安を感じている」という現場の意見を尊重しているということです。

セブンイレブンほどの大企業ですと、このような方針変更は担当部長、または担当取締役が決断していると思われますが、幹部まで経営理念が浸透しているからこそスピーディな意思決定ができたわけで、その結果、3週間で30万人という会員を確保できたと思っています。

今後、急速に広がる予感がする電子マネーですが、マーケティング情報を活用できるようになるにはまだ少し先のようです。そして、ファッション業界に浸透するかどうはまだ未知数です。



最後までお読み頂きありがとうございます。
このブログは小売業の業務改革事例から成功法則を探求することを目的に運営しています。


↓ クリックすると1票入ります。皆さん!ご声援をお願いします ↓
  応援お願いします  

[PR]

by operationdesign | 2007-05-17 00:49 | 顧客満足


<< 先週見つけた業務改革事例      カジュアルチェーン既存店売上‐... >>