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2007年 02月 20日

残業と売上の因果関係を検証

「残業が多い店は売上が悪い?」

2月19日の日経新聞の経営の視点というコーナーにこのような大変興味深い記事が掲載されていました。

イトーヨーカドーでの取り組みなんですが、同社では残業の多い店が欠品が多いかどうかを調査されているそうで、その結果では、作業を計画通りに出来ない店、即ち残業の多い店は商品陳列も計画通りにできず、欠品も多いという結果が出ているそうです。

そもそもこのような仮説を立てること自体、少し変わっていますが、これは仮説を立てて検証することで業務を進めていくことが当たり前になっている同社の特長です。品切れにより機会損失が計算できる企業ですから、残業と売上の因果関係も定量的に検証できるシステムがあるかもしれません。

売上は外部環境によって大きく左右されますが、作業を計画どおり終わらせるというのは店長の能力以外、何ものでもありません。まさに店長の能力を客観的に評価し、彼らのモチベーションを高めることができる優れた基準を発明されたのかも知れません。

残業が発生する原因は計画よりも作業が多いことですが、店舗のほとんどの作業は商品管理にまつわる作業ばかりです。商品量は売上に応じて変動しますので、この作業は変動作業で計画しにくい作業でもあります。

しかし、あえてその困難な部分に投資を行い、誰には真似できないような仮説、検証サイクルをまわし、効率を高めていく。これがセブン&アイグループが収益力を高めるためのシステム構築手法であり、大変勉強になりますね。



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by operationdesign | 2007-02-20 00:42 | 経営者、経営戦略


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