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2006年 12月 28日

イオン、人材不足で定年延長

このブログは企業の業務改革事例を調査と記録をすることで自分の知識習得と小売業界の問題解決のヒントにしてもらえることを目的に運営しています。

【コラム】
12月26日の日経新聞にイオンが定年を65歳に延長するとの記事が掲載されていました。流通業界で定年延長は初めてのことで今後大きな影響を与えそうだと憶測されています。具体的には59歳時点の役職を継続することでき、本社勤務している人が出身地に勤務することもできるそうです。また、短時間勤務を希望する人に対しても、契約社員という雇用形態で仕事を続けてもらえるようにするとのことです。

昨今流通小売業では深刻な人手不足で、特に現場の人が足りないようですが、いくつかの企業では人材を退職させずに、つなぎとめる対策を実施されています。(下の過去の投稿を参照してください)

若い人では、ワールドなどが実施しましたが、店舗のスタッフを契約社員から正社員に変更する方針を打ち出していますし、年配者は今回のイオンの記事のように定年延長が考えられます。これ以外にもパート不足も深刻で各社とも時給のアップを中心とした対策を実施されています。

いずれの対策も待遇を改善する内容ばかりですが、従業員が本当に会社(というよりも仕事)にロイヤルティを感じ、夢中で仕事を行う時とは、自分の意見が売場や商品など会社の施策に反映され、自分の仕事が貢献できていることを実感した時ではないかと思っています。

今後もさらに人手不足が加速すると思われますが、待遇改善だけでなく、若手の登用や業務改革PJの発足など従業員の意見を反映できるような社内改革も人材確保対策の一つとしてあげられることを願っております。


-------------------------過去の投稿はこちら-------------------------

●丸井の人材確保は定休日増加から
●アパレル大手で契約社員を正社員登用
●団塊世代退職後は女性の活用を
●人材不足で販売員の派遣も活発に
●流通チェーンの販売員、全国店舗へ一括派遣・アデコ



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by operationdesign | 2006-12-28 00:36 | 経営者、経営戦略


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