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2006年 12月 21日

紳士服専門店、都心で新しい顧客開拓

このブログは企業の業務改革事例を調査と記録をすることで私自身の知識習得と小売業の問題解決のヒントにしてもらえることを目的に運営しています。

【コラム】
12月19日の日経新聞に紳士服(スーツ専門店)チェーン大手3社が都心への攻略を各社多様な戦略で開始したとの記事が掲載されていました。90年代後半以降、マーケットの縮小や競争激化からスーツをコア商品としたメンズ専門店は百貨店やファッションビルから姿を消していきましたが、団塊の世代が退職する2007年問題をきっかけに再びメンズ専門店が都心に回帰するようです。

記事によりますと、AOKIホールディングスはなんと3300平方メートルと専門店業界では例がないような巨大な店舗を銀座や渋谷、池袋など一等地にオープンさせる計画だそうです。ちなみに11月にオープンしたユニクロのニューヨークの旗艦店も同じ大きさです。これ以外にもオーダースーツや高額スーツ、レディスまでそろえるとのことです。

一方、コナカはh100種類以上の生地から選べるパターンオーダースーツの専門店を年間出店数のうち3分の一を出店するそうで、最大手の青山商事は高額スーツを取り扱う店舗を都心部に年間3店舗ほど出店するらしいです。

3社がこぞって新業態や出店戦略の背景にあるのは、前述した団塊世代の大量退職によりスーツ市場の縮小が予想されるためで、新しい顧客層を開拓することが狙いで、しまむらが都心に出店地域をシフトしているのとは訳が違うのです。

スーツのチェーンが業績を拡大したのは90年代後半で、当時真空マーケットであった地方の郊外に低価格スーツをメインとした300坪クラスのロードサイド店をたくさん出店し、郊外で安い買い物ができる便利さから多くのビジネスマン、特に中高年層からの支持を集め、大きくなってきましたわけですが、前述の理由により新たな顧客開拓が必要となったわけです。

このような時注意したいのは既存顧客でもある郊外店舗のビジネスマンに合わない品揃えをしていはいけない、主力ターゲットを見失わないということで、高額スーツやレディスなど商品ラインがどんどん増加していくと新しい顧客層は開拓できるのですが、最も貢献度の高い既存顧客のリピート率が低下することがあるのも事実です。

いずれにしろ、これから展開されるスーツ専門店の都心部での戦いには参考となる経営改革事例が豊富にあることは間違いないと思います。


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by operationdesign | 2006-12-21 00:07 | 経営者、経営戦略


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