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2006年 12月 09日

トイザらス、20億もの不良在庫処分で赤字に

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業の業務改革事例を紹介し小売業の皆さんに問題解決のヒントにしてもらえることを目的に運営しております。

【コラム】
12月8日の日経新聞にトイザラスの2007年1月期の最終損益が赤字25億円になるとの記事が掲載されていました。なんでも過去2,3年にたまった不良在庫の評価損で20億円もの損失を計上するとのことです。また売上低迷の要因は電化製品チェーンとの競争激化があげれれていました。(以前投稿したことがあります。一番下をご参照下さい)

そもそもトイザラスは日本で卸売りという中間を排除することで低価格販売を実現してきた革新的な企業です。1号店出店はおよそ20年近く前でしょうか、その低価格と豊富な品揃えを武器に急成長し、カテゴリーキラーといわれ日本の流通小売業の商習慣に大きな一石を投じたことも事実です。

もともとの問屋機能とは、メーカーや小売業に代わり在庫保管リスクを背負い、多品種少頻度少量の発注を請負うことで世の中に付加価値を提供してきた機能なのです。小さい商店が集まる玩具業界では物の流通の要であったと思います。

トイザラスがこのような中間流通を排除するということは在庫保管や店舗への多品種少量発注、配分作業を自社のリスクで行うことを意味しており、それがゆえに強みを発揮してきたわけですが、これが子供の数が減少などの環境変化やソニーや任天堂のゲーム機などへの売れ筋商品の集中化、加えて家電量販店の玩具進出などにより売上が低迷すると、突然在庫が不良資産としてのしかかってきたのです。

今まで強みであったことが当然弱みに変わるとはなんとも恐ろしいことですが、コンビニやドラッグのように日用品ではなく流行に左右される商品を扱っている業態の宿命でもあります。

私自身、このような困難な状況に陥った経験はありませんが、困難を打開するには顧客の声に耳を傾けることからスタートすることで突破口が見えてくるのではないかと思っています。このブログでは今後もトイザラス関連のニュースは追いかけ、レポートしていきたいと思います。

-------------過去の投稿はこちら-------------------

●トイザらスが家電量販店に負ける?



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by operationdesign | 2006-12-09 18:06 | 経営者、経営戦略


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