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2006年 10月 27日

しまむら、1000店舗のバイイングパワー

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●しまむら、都市部へ出店攻勢・東京周辺、年20店

【コラム】
10月27日の日経新聞と日経MJにしまむらの主力ブランド「ファッションセンターしまむら」が1000店舗を超えたとの記事がありました。少し記憶が曖昧なのですが、一つのブランドで1000店舗を超えるのはコンビニ以外では日本では初めてではなかったかと思います。

コンビニや食品スーパー、ドラッグストアいわゆるグローサリーの顧客の来店頻度はほぼ毎日であり、しまむらはいくら日用品と言え食品に比べると来店頻度が低いので、国内1000店舗はものすごい快挙なのです。

また、同社はM&Aとは無縁の企業で、毎年50から70店舗出店し、退店も行わず、これを10年以上も続けてきたことで、結果として1000店舗になったということで、とにかくすごいことなんです。

同業他社の出店、近隣へのショッピングセンター出店など環境変化が必ずある中、退店しなくても出店し続けることができる背景には、既存店の収益効率が低下しないということでもあり、その前提にあるのは強い価格訴求力のある商品が豊富にあるということにつながるのです。

記事の中でしまむらの野中社長のインタビューもありましたが、1000店舗のメリットは何かという問いに対して、圧倒的なバイイングパワーを上げられていました。

同社では1品番あたりサイズとカラーを考慮すると全店投入するには6,000枚の調達が必要となるそうで、一方で総合スーパーなどの大手小売業でもそのような調達はあるそうですが、初回納品が3,000枚であとは追加というような発注方法であり、同社の一括調達は同業他社よりもコストメリットが生かせるとのこと。

総合スーパーが初回納品を3,000枚発注し、その後は売上を見ながら追加発注するのは売れなかったときの在庫リスクを回避することが狙いなのは当然ですが、この背景にはチェーン展開している大型小売業ほど店舗ごとに客層が違い、販売量が増えれば増えるほど、売れ残りが増えるということがあるのです。

しまむらの優れている点はずばりこの点であり、立地環境や人員配置、売場作りなどの販売方法も含め全て標準化されているがゆえに店数が増えても顧客ターゲットがぶれることがなく、6000枚もの商品を販売することが可能なのです。

ただ店舗数が多い、販売額が大きいということだけではないのです。顧客層がバラバラであれば同じ商品を大量にさばくことはできないのです。



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by operationdesign | 2006-10-27 10:36 | 経営者、経営戦略


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