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2006年 10月 23日

ダイエー、メーカーとタイアップで衣料品改革

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【コラム】
先週の日経新聞にダイエーの中間決算が営業黒字に転換したとのニュースがありました。既存店売上は計画していた3%増には届かなかったもようですが、食料品に力を入れてきたことで食料品の業績はよかったようですが、衣料品や生活用品の苦戦により計画割れしたと西見社長の発表でした。

そして食料品改革は軌道にのったとの判断で当初、ユニクロに任すといっていた衣料品部門の改革に再挑戦するとの発表があり、東京スタイルやクロスプラス、美濃屋などのアパレルメーカーとくみ、ダイエー独自の商品を開発されるとのことでした。

時を同じくして私が尊敬する経営者の一人でもあるローソンの新浪社長がNHKのプロフェッショナルという番組に出演されており、現在47歳ですが、若くして商社からローソンの社長として来られ、次々と改革を進められている同氏のやり方や実績はビジネス誌などでも多く取り上げられているので、ご存知の方も多いかと思います。

その番組の中で印象に残ったことが、経営者として一番大事なことは何ですか?というキャスターの問いに「方針がブレないこと。」とおっしゃっていました。「同業他社がやっていることを見ると自社ももやるべきかという気持ちに駆られますが、トップとして大事なことは従業員に自分で考えさせ、実践させることなので、方針がぶれるとそのことに悪い影響を与えます。方針変更したくてもぐっと我慢しなければならないのです」ともおっしゃっていたことが最も印象に残りました。

ダイエーが食料品のテコ入れに経営資源を集中し衣料品などいわゆる苦手分野はユニクロなど外部に委託することに決めた背景には、コンビニやドラッグストアなど業態を超えた熾烈な競争環境においてダイエーの得意分野でもあり市場規模も大きい食料品の品質や品揃えで優位に立てば競争相手から顧客を取り込むことができるという戦略であったはず。

既存店売上など営業成績が悪いうえに、他社からは衣料品好調とのニュースが聞こえてくると、経営者としては、食料品よりも粗利が取れる衣料品をテコ入れしたいという気持ちになるのは当然だと思いますが、「ごはんがおいしくなるスーパー」などキャッチコピーや看板まで大きく変更して食料品に特化してきたはず、正直言って現場からの経営に対する不信感が生まれるのではないかと思います。

東京スタイルやクロスプラス、美濃屋さんは主GMSや専門店チェーン向けにスーツからカットソー、パンツなど販売している総合アパレルメーカーであり、どちらかというと企画提案型の営業ができるメーカーさんです。

つまり、お客さんは食料品スーパーでファッションを購入するのか?少しやられていることに正直ギャップを感じました。

これらのアンバランスなことが起こっている背景には、樋口社長が退任され丸紅から突然新しい社長がやってきてイオンとの提携を決めるなど、ブレル方針、経営の不安定さに原因があることは否定できません。

生意気なことを言うようですが、営業成績を回復させたいならお客さんのニーズや現場のことをもっと考えべきではないかと思います。はっきり言って、売る側の論理しか見えてきません。



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by operationdesign | 2006-10-23 07:06 | 経営者、経営戦略


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