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2006年 08月 09日

アパレル卸のSPA化で競争激化

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●阪神百、商品配送を「ゆうパック」に切り替え
●米ウォルマート、1200店で賃金引き上げ

【コラム】
8月9日の日経MJにアパレル卸のクリムゾンがSPA化し小売事業に参入するとの記事が掲載されています。クリムゾンはこの小売事業を主軸にする計画で現在は卸と小売の売上比率は3対1ですが、これを1対1にする計画で来春までに40店舗を駅ビルを中心に出店されるそうです。

アパレル卸のSPA化は同社だけではなく、名古屋のクロスプラスも計画していおり、現在売上の10%を占める小売ビジネスを3年後には25%まで引き上げるそうです。

これらの背景にはアパレル卸が取引をしていたイオンやヨーカドーが衣料品をSPA化したことがあげられます。大手量販店が自分たちで企画し生産するようになれば卸は必要ありませんし、今後SPA化はさらに進むと思われ、卸事業がジリ貧になることは明白のように思えます

また、岐阜に集中している中小のアパレルメーカーまでもがSPA化に生き残る道を見出し、小売ビジネスに参入してくるのではないかと見ています。そうなるとファッション小売ビジネスもさらに栄枯衰退が進むものと予測できます。

実は私がまだ現場にいた約10年ほど前にも同じような現象が起こっていたことがあります。当時は第一次SPAブームでワールドやイトキン、フランドルなど多くのメーカーのショップが駅ビルや百貨店、ショッピングセンターに急速に現れ、それまでは勢いのあった集荷型専門店は急速にお客さんを奪われ凋落していきました。

それまではワールドなどNB商品はカットそーでも5,000円以上と高額のイメージがありましたが、SPA化により3,000円前後となり中高生でも気軽に買える値段のブランドが百貨店やファッションビルに急速に広がり、業界内の栄枯衰退は進みましたがお客さんにとってはよりファッションを気軽に楽しめるようになったと思えます。

いずれにしろ、これから卸と小売の垣根がなくなっていくことは間違いないと思います。競争が激しくなると他社との違いをお客様にアピールすることが必要で、そのためにはお客さんに提案していく姿勢になります。提案するには、お客さんのことを知らないとできませんので、これからも生き残る企業はお客さんのことに詳しい企業ばかりになるように思えます。


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by operationdesign | 2006-08-09 23:10 | 経営者、経営戦略


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