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2006年 07月 20日

ハニーズの出店加速の背景に中国展開もあり

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。末永くよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●三越・イオンなど30社と経産省、流通取引システム標準化
●阪急百、昨年閉鎖の三越大阪店跡地で出店交渉
●ハニーズなどカジュアル衣料専門店、中国で本格出店

【コラム】
今月に入りハニーズに関する投稿が3回目で、3日前にもここ3年で毎年100店舗以上もの脅威の出店ペースについてブログで紹介したばかりでしたが、今後は中国にも上海を中心に今年度だけで20店舗も出店し、更に3年後には100店舗まで拡大する計画が7月19日の日経新聞に掲載されていました。

記事によりますと、同社は日本とほぼ同価格の品揃えの店舗を上海地域にすでに5店舗出店しており、多店舗化する準備を進めてこられ、準備が整ったということでしょうか、直営店舗での展開を中心に3年後の売上は30~40億円を見込まれているとのことです。

前回の投稿でも過去のアパレルチェーンにはないハイペースに驚きの投稿をしたばかりですが、今回の記事で更に精神的なパンチを食らった同業他社の方々も多いのではないかと思います。

これだけの急ピッチ拡大だと懸念されるのが人不足のことで、新聞記事にはそのような課題には触れられていませんが、とくに直接部門となる商品と調達するバイヤーや出店物件を調達する店舗開発、店舗を運営する店長と販売スタッフなどが不足するはずであり、多分中途入社組が大量に採用されているのではないかと推測できます。(実は私の知り合いも働いていたりします)

出店拡大は立地条件の違う店舗を増加させます。立地条件が違うと主力顧客も店毎に変わりますので、それを本部集約型で品揃えをしようとすると多くのお客さんにあう総合的な品揃えとなり、「なんでも売っているお店」になるのです。「何でも売っているお店」とは「何も売っていないお店」ということでもあり、同業他社である特定分野に専門化された品揃えの専門店が現れると競争上、不利な立場となってしまうのです。

このような傾向はバブル崩壊後の90年代後半に凋落していった品揃え型アパレル専門店チェーンがたどった道であり、当時から彼らと同じマーケットで戦ってこられたハニーズは充分、承知されていることかと思われます。

私が今後の注目したい点は前述した立地条件に違う店舗のブランドの編成や商品コンセプト作りは勿論ですが、売場面積や形体などが店毎にかなり違う同社の店舗には急速に拡大したことによるしわ寄せ、即ち顧客へのサービスレベルの低下を招かないようなITを活用した店舗オペレーション対策が実行されるのではないかと楽しみでもあります。

いずれにしろ、カジュアル専門店チェーンとして中国においても先駆者として成功して欲しいと願っております



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by operationdesign | 2006-07-20 07:29 | 経営者、経営戦略


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