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2006年 07月 15日

ハニーズ、急速出店で郊外ヤングマーケットが活性化

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●マツモトキヨシ、スーパー事業から撤退
●6月の米小売売上高、4カ月ぶりマイナス
●オンワード樫山、ベトナム工場拡充
●ダイエー、リストラで3割増益・3―5月
●ファーストリ、純利益32%増・国内ユニクロの採算改善

【コラム】
7月14日の日経MJに衣料品専門店の6月度販売実績が掲載されており、各社の全店の売上前年比と既存店前年比が一覧で掲載されていました。6月は雨が多かったことと昨年はクールビズで販売を伸ばしていたことが原因で既存店を割り込む企業が目立ちました。

掲載されていた主な企業の6月度既存店売上は
○ユニクロ   ▲2.2
○ライトオン  ▲5.6
○しまむら   ▲0.2
○ハニーズ   3.7
○ポイント   4.3
○西松屋チェーン ▲0.5
○チヨダ    ▲4.3
○ABCマート ▲0.9
という状況です。

私がこの中で注目したいのは「ハニーズ」です。
既存店売上は3.7%の増加ですが、全店ベースでは41.3%も増加しており、先日の日経MJ専門店調査の出店パワーランキングにも上位に表示されていましたが、ファッションアパレルチェーンでは過去に例がないようなハイペース出店でもあります。

同社の6月度の出店店舗数は19店舗で、5月決算である同社の財務諸表を見させていただくと2006年5月末店舗数は544店舗で前期よりも139店舗増加し、今期の出店も150店を計画されており、それが実現すると3年連続で100店舗以上と脅威の出店ペースとなるのです。

90年代初めのバブル期にはこのようなハイペース出店をされてきたファッションアパレルチェーンはありましたが、バブル崩壊後の消費低迷で郊外のヤングカジュアル市場から退場を余儀なくされました。最近そのような郊外ショッピングセンターのリニューアルに伴い、ヤングカジュアルに強いテナントが欲しいデベロッパーのニーズとハイペース出店したい同社のニーズが一致し、ヤングカジュアルマーケットにおけるハニーズに斡旋が急速に進んだように思えます。

そしてユニクロ同様、同社はダイエーの衣料品売場に変わるキーテナントとしての期待されていることあり、6月度の出店店舗を見てもダイエーへの出店が目立ちますし、他の出店SCを見ても80年代後半から90年代前半にできた専門店ビルの後家出店が多いようです。

実際、1990年前後にはそのようなショッピングセンターには主に中学生や高校生を顧客とし、当時アパレルチェーンをリードしてきた鈴丹、キャビン、リオなどの専門店が多数出店していたところでもあり、彼らが出て行ったと同時に都心エリアに移動したといわれるヤングマーケットがハニーズの売れ筋商品を掴んでから作るという超短納期スタイルの売れ筋追随戦略でどこまでお客さんを郊外に呼び戻せるかが見どころでもあります。

いずれにしろ出店が規制されるまちづくり3法もあり、郊外のアパレル専門店チェーンが活性化されることは間違いありません。


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by operationdesign | 2006-07-15 10:34 | 経営者、経営戦略


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