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2006年 05月 25日

ウォルマート、韓国より撤退

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●4月のスーパー売上高、衣料不振で4カ月連続前年割れ
●4月のコンビニ売上高、5カ月ぶり前年割れ・天候不順響く

【コラム】
業種業界に関わらず企業規模が大きいほど規定やマニュアルなどの運用ルールが多くなり、社内の基準に基づいて仕事が評価されますから、多くの従業員は社内の基準や決まりどおりに仕事をすることが目的となってしまい、本来の経営の目的、経営理念や経営指針などと呼ばれていますが、何のために事業をしているかが見失われがちになります。

私も会社員時代は常に売上を上げることは考えていましたが、その行為が顧客の満足につながっているかとは考えていませんでした。小売業においても業績が悪くなると店舗オペレーションや商品政策などの手段を問題視することが良くありますが、本来の目的である、お客さんがなぜ満足していないのか?ということを検証している企業は大企業になればなるほど少ないと思います。

前置きが少し長くなりましたが、5月24日の日経MJの一面に世界最大の小売業 ウォルマートが韓国から撤退する記事が一面に大きく掲載されていました。韓国ではカルフールもすでに撤退しており、ウォルマートは1998年から韓国に進出し、現在16店舗を展開されていたのですが、1店舗あたりの売上高が地元小売業の約半分と大きく水をあけられ、今後も業界2位、3位に浮上する目処が立たないと判断し、韓国の現地企業に売却することで撤退を決めたようです。

記事では地元企業との敗因は、倉庫のような素っ気ない内装と箱詰みのまま山積み陳列など同社独自のローコストオペレーションが韓国の消費者に受け入れられなかったことと書いてありますが、それは最初に申し上げた手段を問題視したことてあり、お客さんが満足しなかった本質的な原因ではありません。お客さんは同じ商品を買うのなら値段は安いほうが良いに決まっているからです。同業他社に比べ買い物に不便さがあったに違いありません。

以前、セブンアンドアイの鈴木敏文さんが大手小売業各社が外資参入に脅威を抱いているにも関わらず、「日本の消費者は質の良いものを求めている。品質の良いものを提供していれば必ず支持される。だから外資の参入も脅威に感じない」というような発言をされていました。

この言葉の背景には同社が常にお客さんのニーズを満たしているかどうかを仮説と検証を基に実践しているという自信があるからではないかと思いました。

今後もウォルマートの韓国撤退の記事に注目し、その敗因に小売業経営の本質を見ることができないか研究したいと思います。



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by operationdesign | 2006-05-25 07:29 | 経営者、経営戦略


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