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2006年 05月 17日

しまむら、ベンチマーキングすべき企業

皆さん、こんにちわ。このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。どうぞよろしくお願いします。

【コラム】
5月16日の日経新聞にしまむらが靴専門店を展開する記事が掲載されておりました。詳しいことは多く発表されていませんでしたが、独自製品を主に中国で生産しパンプス、サンダル、スニーカーなどカジュアル商品を中心に品揃えし中心プライスは1000円前後で青梅市に1号店を出店するそうで、当面の目標は100店舗だそうです。

靴の専門店業界も衣料品と同様に新興企業と古い企業の入れ替わりが激しい業界で、最近では昨年の3月には民事再生手続きが終結した旧靴のマルトミであるワンゾーンをファーストリテイリングが子会社化するという業界再編を臭わすニュースがあり、一方で業績好調なABCマートは物流センターなどインフラ設備に積極投資し、店舗数を倍増する計画を発表されおり、業界1位のチヨダは、ようやくこの2月期でようやく既存店トントンとなりましたが今後コアとしていくべきブランドがまだ見えてない状況で、非常に優勝劣敗の激しい業界なのです。

この業界にしまむらが進出する背景には、変わりつつある商業環境を考慮しショートタイムショッピングへのニーズが更に高まると考え、自社ブランドである「しまむら」「アベイル」「バースディ」などのソフトラインの専門店を集約し、生活シーンに合わせた商品を提案できるネバーフッド型ショッピングセンターを構築する構想があり、そのテナントの補完することに狙いがあるのではと思います。

以前のこのブログで少し紹介しましたが、しまむらのマスストアーズオペレーションシステムは、日本で最も優れているシステムと言っても過言ではありません。それは改善を重ねてきたマニュアルに支えられているローコストオペレーションだけでなく、値下げや店舗間移動などの在庫コンロールシステム、商圏や売場面積設定や物流システムなど全てにおいて明確な基準のもとに運営されており、業界で最も最適な仕組みを構築されている企業だといえます。

同社が新たな事業を展開するには多くの時間を必要としませんが、アベイルにおいても長年実験をされ多店舗化できる目処がたってから急速に出店ペースを速めたような記憶があります。

しかし、今回は靴専門店でありアベイルと大きく違う点はベンダー背景が違うことであります。この点をどのように克服されていくかが今後の注目すべきところではないかと思います。

まだ情報が少ない現時点で明確なことは言えませんが、衣料品でやしなった仕入先との関係作りを靴業界でもどこまで通用するのか、非常に関心があります。そして、その成果は消費者に対する付加価値の高い商品という形で現れるのではないかと期待しています。

同社の事業展開シナリオには多くの勉強のネタがあることは間違いありません。


▲本日の教訓▲
模範企業のベンチマーキングは自社の課題を認識することである




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by operationdesign | 2006-05-17 09:31 | 経営者、経営戦略


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