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2006年 04月 14日

セブンイレブンのストッキングの口コミ拡販

皆さん、こんにちわ。いつもお読み頂きありがとうございます。
このブログは小売業で働く方やその業界に関連する方々に日経ニュースを仕事に役立つ情報にしてもらうことを目的に運営しております。できるだけデイリーで更新していきたいと思っています。末永くよろしくお願いします。

【昨日・今日の業界ニュース】
●「ユニクロ」の2月中間、純利益24%増・厳冬追い風
●松坂屋、9月に純粋持ち株会社体制に
●ユニーの前期、経常益5%増・コンビニなど好調
●サークルKサンクスの前期、経常益250億円
●三越と松坂屋の前期、そろって減収増益
●ロッテとリヴァンプ、ドーナツ店展開・米社とFC契約>
●仏カルフールが韓国撤退、ロッテなどと現法売却交渉



【コラム】
日本から撤退したカルフールが韓国からも撤退するようです。やはり欧米のシステムはアジアでは会わないのでしょうか?ウォルマートの西友も苦戦していますし、根本的な違いに何かヒントがあるかもしれません。

さて、4月12日の日経MJにセブンイレブンが開発したオリジナルストッキングの販促方法に関する記事が掲載されていました。大変小さい記事でしたが、非常に面白いアイデアだとおもったのでご紹介したいと思います。

このストッキングはグンゼと共同開発した商品で、ここ数年来当たり前となっているローライズ、また上の浅いパンツに合うような腰でとまるように設計されたストッキングで、品質的にもかなり良いそうなんですが、店内のポップだけではその良さが顧客に伝わってないと感じた同社は新たな販促対策を実施することになったようです。

その対策とは、ストッキングを半額程度で従業員に対して販売し、実際にはいてもらい、その商品の良さを口コミで伝えてもらうというものだそうです。
非常に斬新なアイデアではありませんか?
私の知る限りでは今まで口コミで広がることを狙い、従業員に半額で販売するというほうほうはあまり聞いたことがありませんでした。

そして最近の口コミ情報は情報伝達の進歩により従来のものとまったく別の情報源と進化しています。例えば、価格.comや@コスメなど特定の商品の価格や使った感想を集約しているウェブサイトは多数あり、多くの消費者はものを購入するときに事前にインターネットを活用し調査をすることはもう当然行うという世の中になっています。

セブンイレブンの担当者がその点を考えられたかどうかは分かりませんが、口コミ情報を重要し、CMなどの広告よりも従業員に半額で販売するほうが効果があると判断されたことは間違いありません。

さらに付け加えるならばそのような斬新なアイデアが直ぐに実行できるには、従業員がどんどんアイデアを出しそれをトップが認めるというスピード経営の前提条件となるような企業風土・体質があることを忘れてはいけません。

このようなスピードでどんどん従業員かアイデアが出てくる、さすがにリーディングカンパニーだと思えた記事でもありました。

▲本日の教訓▲
新しいアイデアがどんどん実行に企業風土はスピード経営の前提条件である


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by operationdesign | 2006-04-14 07:24 | マーケティング


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