2011年 05月 30日
おはようございます。 本日の日経新聞の米アマゾンドットコムが出版事業と図書館貸出サービスに進出するとの記事がありました。 リンクはこちら 出版事業はすでに多くの出版社が存在する既存市場への参入ですが、ネット販売企業であるアマゾンが図書館貸出サービスとはどんなものなのでしょうか? 記事によりますと、全米1万1000か所以上の図書館で同社が発売している電子書籍デバイス、キンドルで読むことができる電子書籍を借りることができるというもの。 ユーザーは地元図書館のサイトにアクセスしそこからキンドル向け電子書籍を借りることができるようです。 まず、電子書籍を借りるということ自体が市場にはないサービスであり、図書館に行かなくても電子書籍が借りることができるのであれば、ユーザーにとっては便利さを得ることができます。そのため実店舗の販売にさらに大きな影響を与えることは間違いありません。ちなみに、米国大手書籍チェーンで、店内でくつろげるという大型書籍店の先駆け的存在でった「バーンズアンドノーブル」はまだ身売り先を探し中です。 そして、もう1点注目すべきなのは、1万1000か所以上の図書館の貸し出し電子書籍がキンドル向けであるということです。 日本で読書用デバイスと言うとiPadしかないですよね。米国の図書館でキンドルしか利用できないのであれば、キンドル利用者が増えるかもしれないですね。 いずれにしろ、図書館の電子書籍貸出サービスというマーケットは新しく創造されたものですが、デバイス間競争の一幕でしかないように思えます。 お読み頂きありがとうございました。 クリックするとブログランキングに1票入ります。
by operationdesign
| 2011-05-30 10:48
| マーケティング
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アップオンデマンド代表取締役。ITコーディネータ。中小企業中心に多数のCRM/SFAの導入実績あり。日々現場での出来事や気になるニュースから感じたことを綴ります by operationdesign ブログ運営会社
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