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2011年 05月 19日

九州の自治体、クラウドでコスト減

コトラーのマーケティング3.0には不安から逃れたいというニーズに企業が対応していくことを文化マーケティングとして紹介されています。

IT業界においても、東日本大震災以降、従来自社で保管運用してきたサーバーをデーターセンターに保管する、いわゆるクラウドコンピューティングに置き換えるというニュースが大変多く流されるようになりました。

今日の日経(電子版)には、九州の自治体、福岡県と熊本県の町や市が税金や健保等の業務で利用するとの記事が掲載されており、いずれもコストを1割から5割程度削減できるというような内容でした。

少し疑問に思うのは、紹介されていた市町村が3件で、それぞれの市町村が業務を行うサーバーをデータセンターにするという点です。

これだとクラウドというよりは自社サーバーをデータセンターに預けただけのように思えます。

クラウドの本当のメリットはデータセンターにあるアプリケーションを多くのユーザーが共同利用することにあります。データセンターや仮想化はその目的を支えるための仕組みだと言えます。

自治体などの公共業務は市町村が変わったところで大きな違いはないように思えます。自治体がそれぞれデータセンターを利用するのではなく、同じソフトウェアそれぞれの自治体が利用できるようになればさらにコストは下がるのではないかと思います。



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by operationdesign | 2011-05-19 09:23 | クラウド、SNS


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