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2010年 04月 15日

田辺三菱製薬が業務停止

おはようございます、上嶌です。今日は企業体質のお話です。

4月14日のことですが、新聞各社に田辺三菱製薬が業務停止というニュースがありました。同社の子会社が血液製剤の品質検査結果を改ざんしていたというものです。マウスにアレルギー反応が出ているにも関わらず出ていないとうその記述をしたことが原因のようです。

大変、個人的なことですが、私はこの会社の基幹システムの構築プロジェクトのおりましたので、非常に残念でなりません。たしか1年以上まですが、この子会社の製品が完成するので、受注から出荷、請求をたてられるようにしてほしいという要望を受け、SAPのカスタマイズを行ったことを記憶しています。

ただ、その後1年経過しても製品が完成できなかったため、にごりを感じた担当者がうその結果を報告したということですが、報道によると子会社の社長も認識していたような形跡もあるそうで、そうなると組織ぐるみで行っていたということになります。

実はこの会社は薬害エイズやC型肝炎訴訟などを起こした旧ミドリ十字という会社の子会社のようで、現在は田辺三菱製薬が引き継いでいますが、体質は昔のままだったようです。

あれだけ大きな事件を2件も起こしているにも関わらず、それでも顧客のことよりも自分の都合を優先するんですね。やっぱり企業体質って、相当根が深い問題ですね。

このような問題はまさに倫理観の問題です。従業員が自分の都合よりお客さんや社会のことを考えるようになるには企業の理念やビジョンを共有することからはじめなければいけません。

理念はわかりやすいものである必要がありますし、みんなの行動にでるまで浸透するには創業の背景などから教える必要があります。大変長い年月がかかる気の長い作業です。顧客志向を実現するには理念の共有からです。それも実務を管理する中間管理職への教育がもっとも大切です。

こういったことが抜けているのではないでしょうか? でも、親会社の管理体制も問題あると思いますよ。



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by operationdesign | 2010-04-15 08:48 | 経営者、経営戦略


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