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2006年 03月 10日

ヤマダ電機の都心攻略

皆さん、こんにちわ。小売業の業務改善屋の上嶌です。
訪れていただいた方々、記念に是非コメントを書いていってください。よろしくお願いします。

さて今日は、昨日から日経や日経MJをにぎわせているヤマダ電機の大型都心店の出店の話です。
記事のポイントは以下のとおりです。
 ●ヤマダ電機は業界ナンバー1の売上。世界的にみても米国ベストバイについで世界第2位の売上
 ●今まで、郊外店舗が中心であったが、今回のなんば店は初の都心大型店である。
 ●家電の都心大型店と言えばヨドバシカメラとビックカメラの牙城、そこに殴りこみをかける形になる
 ●なんば店は約80万品目もの品揃えがある
 ●都心の大型店出店は今後も展開を予定し、シェアを20%(現在も10%近くある)に持っていくことを目標にしている

家電業界は今後、更に販売合戦が激しくなり、業界の大手の数社しか生き残れなくなるのではないかと思われます。米国の家電SSチェーンは淘汰され Best Buy や Circuit City の数社しか生き残っていない。
 
それはなぜか言いますと、日経の記事にもありましたが、販売合戦の背景には次のようなサイクルがあるのです。

 ●販売量が他社より多くなる
  ↓ 
 ●メーカーとの仕入条件が有利になる
  ↓
 ●販売価格を更に下げることができる
  ↓
 ●業界1位と2位でさらにシェアが広がる


家電製品の場合、小売店が違っても売っている商品は同じなので、売れ筋商品の価格のみが競争上の武器になります。

そこにはファーストリテイリングのように専門化された品揃えでは競争対策にはなりません。
例えば、米国にはコンプUSAというPC関連商品に専門化されたチェーンがありますが、ヤマダ電機なんば店のように80万点もの大量の商品があると、いくら3位・4位の企業が品揃えを専門化しても勝ち目は少ないように思えます。

価格と商品の両面で勝ち目がないなら自社の強みをアピールするポイントは、修理やサポート、買い物時のアドバイスなどの接客サービス面しかなくなります。

ある町の電気家さんでは高齢者向けにきめ細かい御用聞きのサービスを行い、同業他社よりも成功している企業もあります。
上手く自社の強みをアピールできた例だと思いますが、自社の強みをアピールし販売していくには従業員への教育が一番必要になります。従業員教育には時間がかかります。

自社の強みを販売に生かす、口で言うのは簡単ですが一朝一夕にはできないものです。

しかし、メーカーもたまったもんじゃないですね。売れば売れるだけ仕入れ価格を下げられるわけですから、付加価値のあるものを作っても値段はどんどん下がりますね。


▲本日の教訓▲
自社の強みを発揮している仕組みを構築することが競争社会で生き残る方法である。
自社の強みを発揮する店舗オペレーションは直ぐには完成しない、早目の対策を実施していた企業が生き残る

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by operationdesign | 2006-03-10 16:14 | 経営者、経営戦略


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